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Amazonディスプレイ広告とは?広告の種類からかかる広告費の目安まで徹底解説!

日本トップクラスの集客力を持つAmazonでは、現在数多くの商品が出品されています。その中で売り上げを上げるためには広告掲載が1つの手段となるのではないでしょうか。そこで今回は、Amazon広告のスポンサー広告、とくにスポンサーディスプレイ広告について詳しく解説いたします。

この記事を書いた人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

Amazonのスポンサー広告とは

スポンサー広告とは、商品検索用語や商品をターゲットに設定し、Amazon サイト内で目につきやすいトップページや商品検索結果ページに掲載される広告ですAmazon外にも広告が掲載されます。
Amazon にはスポンサープロダクト広告、スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告という3種類のスポンサー広告があります。今回はスポンサーディスプレイ広告について詳しく解説いたします。

Amazonディスプレイ広告とは

Amazonディスプレイ広告(スポンサーディスプレイ広告)は、Amazon内外に掲載されます。(日本では現在Amazon外での利用はできません)

このようにスポンサーディスプレイ広告は関連カテゴリの広告欄に利用者の広告されます。広告をクリックすると、その商品詳細ページに飛べるように設定されています。
スポンサーディスプレイ広告は、2種類のターゲティングオプションを利用することができます。1つ目のオプションが商品ターゲティングです。このオプションでは広告利用者の商品と類似した商品や関連したカテゴリーを閲覧しているオーディエンス(広告の受け手)に自社の商品を宣伝出来ます。
次に2つ目のオプションがオーディエンスです。オーディエンスを設定することで新規のお客様や、商品詳細ページを閲覧したお客様に向けに広告を表示し、購入してもらえるようアプローチすることができます。
以上のことから、スポンサーディスプレイ広告は利用者が広告を掲載した商品に関連する商品を検索したオーディエンスや商品詳細ページを閲覧したオーディエンスに自社の商品をアピールし、購買を促すことを可能します。

Amazonのディスプレイ広告(スポンサーディスプレイ広告)を利用する条件

スポンサーディスプレイ広告を利用するには、2つの条件があります。

①Amazon ブランドに登録している取引会社、出品者であること

以下の3つの手順を完了することでAmazonのブランド登録を得ることができます。
・文字、図形の有効な登録商標の保持
・商標権利者による登録申請
・以下の情報の提供
有効な登録商標が表示された商品またはパッケージ
登録商標番号
商品カテゴリーのリスト

②大口出品者、取引会社、クライアントを担当する代理店であること

Amazon では、大口出品と小口出品の2種類の出品形態を提供しています。
大口出品で登録すると、月額登録料4,900円の費用がかかります。一方小口出品で登録した場合月額登録料はかかりませんが、基本成約料があり、1商品につき100円の費用がかかります。1ヶ月に50以上の商品の販売が見込める場合には、大口出品への登録をおすすめします。その他にも、大口出品と小口出品では違いがあり、大口出品がより多くのサービスを利用することができます。

ブランド登録するメリット

スポンサーディスプレイ広告の利用には、ブランド登録が必須になります。しかし登録には手間や時間がかかってしまい、面倒に感じられた方もいるのではないでしょか。そこでAmazonのブランド登録をするメリットを紹介します。

Amazonストアが作成できる


ブランド登録を行うことで、Amazonのサイト内に自社のブランドページを持つことができます。

スポンサーブランド広告の掲載ができる

スポンサーブランド広告とは、Amazonが提供する広告の1つです。スポンサーブランド広告は、検索画面上部に掲載されます。ブランドロゴと見出し、商品を掲載できるため、ブランドの認知度の向上が可能です。

商品ページの編集権限を守ることができる

Amazonでは相乗り出品者も商品ページの編集ができてしまうため、勝手に商品内容が変更されてしまう可能性もあります。ブランド登録をし、コードを取得することで、相乗り出品者に編集されにくくなります。
以上のようにブランド登録を行うことで、自社ブランドを思い通りに構築、保護しイメージアップすることが出来ます。

【Amazon】スポンサーディスプレイ広告の出稿方法

Amazon広告の利用にはいくつか設定する必要があります。スポンサーディスプレイ広告の出稿方法について説明します。

1Amazonアカウントを作る

名前、メールアドレス、パスワードを設定し簡単にAmazonアカウントを作成できます。

2セラーセントラルにログインする

セラーセントラルは、出品者が商品の販売を行うために利用する販売管理画面です。登録したメールアドレスまたは携帯電話番号とパスワードを利用しログインできます。

3セラーセントラルにログイン後、オプションを選択する

スポンサープロダクト広告、スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告の中から、利用する広告を選択します。

4オプションを選択後、開始日、終了日、一日の予算をそれぞれ設定する

すぐに掲載を開始することや、終了日を設定しないことで継続的に掲載できます。開始日に関しては通常、設定後1~2時間後に掲載されます。
一日の予算とは、一日に広告掲載に費やす費用です。

5ターゲティングの選択をする

大きく分けて4種類のターゲティングがあります。
1つ目のターゲティングはオートターゲティングです。オートターゲティングとはAmazonが自動で利用者が掲載した広告の商品に類似したキーワードや商品を一致させることを指します。
2つ目がマニュアルターゲティングです。広告主が、キーワードや商品を設定しターゲティングを行う際に使用されます。
3つ目がキーワードターゲティングと呼ばれるターゲティングで商品名などのキーワードを選択し、購入者がそのキーワードを検索した際に、検索結果や商品詳細ページに広告が掲載されます。
最後の4つ目のターゲティングは商品ターゲティングです。商品ターゲティングは掲載する広告の商品と関連性の高い商品や、カテゴリー、ブランドなどを選択する。購入者が商品詳細ページやカテゴリー閲覧時に、広告が掲載され、商品を見つけやすくします。
スポンサーディスプレイ広告の場合、ターゲティングの選択が出来ません。
マニュアルターゲティングかつ商品ターゲティングのみの出稿となります。

6広告を配信する商品の選択をし、入札額を入力する

入札額とは、利用者が1クリックあたりに支払ってもよいと思う金額です。

【Amazon】スポンサーディスプレイにかかる広告費の目安

Amazon広告は、クリック課金型(CPC)の課金方式です。表示回数によって費用が発生するのではなく、オーディエンスが広告をクリックした回数に応じて費用が掛かります。
最低出稿金額もなく、広告利用者が一日の入札額と予算を選択できるため、自由な費用設定で広告出稿することが出来ます。
スポンサーディスプレイ広告の広告費の目安は以下の通りです。

・1クリック 5~10円
・1日当たりの入札額 1000円~

 

その他のAmazonスポンサー広告の種類

Amazonスポンサー広告には、スポンサーディスプレイ広告以外にも種類があります。

スポンサープロダクト広告

Amazon内で商品を宣伝するクリック課金型の広告です。Amazon検索結果、商品詳細ページに掲載されます。オートターゲティングまたはマニュアルターゲティングの選択が出来ます。またキーワードターゲティングまたは商品ターゲティングのどちらも対応しています。Amazonが自動でターゲティングを行うオートターゲティングの選択が可能なので、広告を始めて利用する方におすすめです。

スポンサーブランド広告

ブランドロゴ、カスタム見出し、複数の商品を掲載するクリック課金型の広告です。オーディエンスに向けてブランドの認知度が高まるよう、検索結果上部や商品詳細ページに広告が掲載されます。マニュアルターゲティングのみの運用ですが、キーワードターゲティングまたは商品ターゲティングの選択が可能です。

まとめ

今回はAmazonのスポンサーディスプレイ広告について解説いたしました。スポンサーディスプレイ広告は、その他のスポンサー広告に比べ、設定や管理の自由度が高い広告です。初めて広告を利用する方にとっては負担が大きいかもしれません。
本記事がAmazon.comを利用する際にお役に立てれば幸いです。

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