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ECサイトに欠かせない商品撮影・物撮りとは?格安の会社から撮影機材まで徹底解説!

ECサイトにおける商品撮影は、ECサイトの売り上げを直接左右する重要な工程です。商品の写真は、ECサイトでショッピング中のユーザーにとって商品を購入するか否かの判断材料となるためです。
そこで本記事では、アパレル系を含めたECサイトにおける商品撮影の概要から必要な撮影機材、ECサイトの商品撮影代行を行っている会社の紹介まで詳しくご紹介いたします。

この記事を書いた人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

ECサイトに欠かせない商品撮影・ECサイトの物撮りとは?

ECサイトにおいて見やすく鮮明な商品写真を用意することは、ユーザーの満足度が高いECサイトを運営していくうえで必要不可欠な要素です。
そのため商品撮影という工程を疎かにしてしまうと、自社のECサイトでの売り上げアップを狙うことは難しくなります。
なお魅力的な商品写真を用意するためのテクニックとしては以下の点があげられます。

魅力的な商品ん写真撮影のためのテクニック・商品を実際に使用しているシーンを再現して撮影する
・背景色は商品のイメージに合わせたものを選ぶ
・様々な角度から撮影する
・昼間の明るい時間に撮影する
・三脚を使って写真の平行感を整え、手ブレを防ぐ

ECサイトの商品撮影に必要な撮影機材とは?

商品撮影を成功させるためには、第一に撮影に必要な機材と環境を整える必要があります。
商品撮影に必要な主な機材とそれぞれの役割は以下の通りです。

商品撮影に必要な機材・カメラ
・三脚:手ブレを防ぎ平行感を整える
・背景紙:商品が移り映えする背景にする
・LED照明:明るさを調整する
・照明用スタンド:自由な角度から照明をあてられるようにする
・レフ板:照明だけでは光の届かないところに、光を反射させて明るさを補う
・トレーシングペーパー:照明をやわらげ、光が商品の全体に回るようにする
・トレーシングペーパー用スタンド:自由な位置にトレーシングペーパーを設置できるようにする

これらの機材に加えて、撮影スタジオなどの撮影を行うことが可能な場所も確保する必要があります。
以上で紹介した機材と撮影スタジオを用意するにはある程度の費用が掛かってしまいますが、このような商品撮影をするための準備は、魅力的な商品写真を用意するために必要不可欠な工程です。

アパレル系ECサイトは商品撮影が重要?

衣服を販売するアパレル系ECサイトでは、他の商品を取り扱うECサイトよりもさらに商品撮影が重要な役割を担ってきます。
実店舗とは異なり商品を実際に試着することができないことや、実際に肌に密着する商品であることから、アパレルECサイトでは商品の着用イメージがしっかりと分かるような商品写真を用意する必要があります。
実物の商品がどれだけ魅力的なものでも、ECサイト上でユーザーが必要としている情報が漏れてしまっている場合には商品購入にまで至らない可能性も出てきます。
そのためアパレル系ECサイトの商品撮影においては、商品の情報を正しく伝えると同時に、試着した時のイメージを伝わりやすくすることが重要です。

アパレル系ECサイトの撮影で使える撮影方法

アパレル系ECサイトで取り扱うファッションアイテムには、それぞれの商品によってそれを魅力的に見せることのできる撮影方法があり、撮影の仕方によって引き出せる商品の魅力が変化します。
ファッションアイテムの撮影の際に使われる主な撮影方法は以下の通りです。
ファッションアイテムの撮影に使用される撮影方法・平置き:平らな場所に衣服を広げて上から撮影する
・ハンガー:衣服をハンガーにかけて撮影する
・マネキン/人物モデル:マネキン/人物モデルに衣服を着用させて撮影する
特に人物モデルやマネキンを使用したファッショアイテムの商品撮影を行うと、それによって着用時のイメージがしやすくなり、人体の厚みと衣服との全体のバランスもユーザーに伝えることが可能になります。

アパレル系ECサイトの撮影にモデルを使用する場合に必要な機材・スタッフ

アパレル系ECサイトの商品撮影を行う場合でも、カメラや三脚など、先ほど述べた通常のECサイトの商品撮影に必要な機材は用意をする必要があります。
それに加えて、人物モデルを起用しての商品撮影を行う場合には以下のような人材を用意する必要もあります。

人物モデル起用の際に必要な人材・カメラマン:実際に撮影を行う人
・スタイルスト:商品の衣服のコーディネートを行う人
・ヘアメイク:モデルの髪型やメイクを担当する人
・レタッチャー:撮影した写真画像をPCなどで編集する人

カメラマンとレタッチャーはアパレル系ではないECサイトの撮影にも必要となる人材です。
しかし、人物モデルを起用しての撮影の場合にはそのモデルと実際にコミュニケーションを取りながら円満に撮影を進めたり、そのモデルの肌の色に商品が魅力的にみえるようなレタッチを行うなど、人物モデルに合わせた商品撮影をする必要があります。
そのため人物モデルの商品撮影の場合には、それを得意としているカメラマンやレタッチャーを採用するようにしましょう。

ECサイトの商品撮影・物撮り代行とは?

ECサイトの商品撮影や物撮りには、多くの機材や技術が必要になります。
ECサイトの運営に加えて商品撮影まで自社で全て行うとなると、多くの人件費や工数がかかってしまいます。
ECサイトの商品撮影・物撮りを行っている代行業者に依頼すれば、機材の準備やスタジオの確保、撮影画像の編集まで一括で代行してもらうことができます。
そこで以下では、用途別にECサイトの商品撮影・物撮り代行を行っている企業をご紹介していきます。

ECサイトのモデル撮影を行っている会社2選

ECサイトの商品撮影・物撮り代行を行っている会社の中には、アパレル系のECサイトを中心に人物モデルの撮影代行を行っている企業も存在します。
人物モデルの撮影代行では、撮影機器や撮影スタジオはもちろん人物モデルの用意や撮影後の写真画像の編集までの業務を一括して代行を依頼することができます。
以下では、人物モデルの撮影代行を得意としている会社を2つご紹介いたします。

SOBISYA MODELS


SOBISYA MODELSでは、「”魅せる”モデル写」を目標にアパレル系ECサイトの撮影代行を中心に行っています。
SOBISYA MODELSの特徴は、人物モデルと撮影シーンの豊富さです。人物モデルは各世代・各ジャンル別に充実のラインナップでそろえており、加えて専用スタジオを有しているため様々なシチュエーションでの撮影に対応することが可能です。

株式会社バーチャルイン


株式会社バーチャルインでは「安価できめ細かいサービス」を行うという理念のもと、アパレルECサイトを訪れたユーザーが”共感するモデル商品撮影”も目指してECサイトの精進撮影・物撮り代行を行っています。
株式会社バーチャルインの最大の特徴は、1商品1カットからの商品撮影の代行を行っている点です。また1000円という安価から撮影代行を依頼できるのも大きな魅力です。

ECサイトの商品撮影を行っている会社3選

ECサイトの商品撮影・物撮りの代行にかかる費用は撮影をする予定の写真の枚数と必要撮影時間、代行を依頼する会社によって異なりますが、一回の撮影につき30000円位を目安の予算として提示するECサイトの運営会社が多いようです。

アートトレーディング株式会社


アートトレーディング株式会社は15年以上にわたり、EC構築やEC運営の代行業務を行っていきたノウハウを活かし、EC運営に関するフルフィルメント業務の代行サービスを行っています。そのフルフィルメント業務の代行サービスを一環として「撮影」「採寸」「原稿作成」を行っており、ECサイトで販売する商品の情報制作業務を行います。

物撮りドットJP


物撮りドットJPはファッションアイテムから食器などの雑貨、寝具などの生活用品まで、幅広い商品の商品写真撮影代行サービスを行っています。物撮りドットJPの最大の魅力は1カットあたりの撮影費用の安さにあります。物撮りドットJPでなら1カットあたり180円から依頼を受けており、さらに画像のレタッチ(色調整)・トリミング(サイズ切込み)も含めて行っています。

株式会社ディースタジオ


株式会社ディースタジオは神奈川県横浜市にある会社で、商品撮影から画像の制作や加工、ECサイトの企画・制作・運営などの幅広いサービスを提供しています。株式会社ディースタジオの強味は、撮影・画像のトリミング・リタッチ・リサイズのプランで1商品3カット撮影で1500円という安価でサービスを提供しているという点です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事ではECサイトにおける商品撮影について、その概要や撮影のために必要な準備、商品撮影代行を行っている会社についてご説明いたしました。
ユーザーにとって魅力的な商品写真撮影を行うことで、ECサイトのコンバージョン率を高めていくことができます。
この記事がECサイトを運営する際に参考になれば幸いです。

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