© 2024 TEST ART TRADING Co.,Ltd All Rights Reserved. Twitter facebook Youtube Line
LinePopup link_for_sp

デジタルコンテンツはどこで販売すればいいの?種類別にご紹介&手数料等比較!

自分で作ったデジタルコンテンツを、多くの人に知ってもらいたいというクリエイターの方は多いと思います。デジタルコンテンツといっても、その中身や目的は様々ですよね。今回は、デジタルコンテンツの種類別に、おすすめの販売サイトをご紹介したいと思います。もちろん、プラットフォームごとに、手数料や容量、注意点などの比較もしているので、ぜひご覧ください。

この記事を書いた人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

ECサイト作成・運営代行はアートトレーディング

デジタルコンテンツとは?

デジタルコンテンツとは、データの形で消費者に提供されるものの総称です。データ化されていますから、デジタルコンテンツは数字化されたデータの集合体と言えます。そこがデジタルコンテンツの大きな特徴の一つです。コピーしてもデータが劣化せず、完璧な状態で残すことができると同時に、不正なコピーや利用も容易であるという特徴も持ちます。

デジタルコンテンツの販売方法とは?

販売できるデジタルコンテンツには、大きく分けて4つのジャンルがあります。

情報の販売

金融や投資のノウハウ、独自の勉強法、美容法、健康法、ビジネスに関連する情報、料理レシピなど
売り手が持っている知識やノウハウを、独自の情報として商品化し、販売するものです。情報といえるものであれば、分野は問わないため幅も広いです。アイデア次第で誰でも参入可能であり、副業としても注目されています。

素材の販売

イラスト素材、写真素材、音楽、効果音素材、動画素材、文例・書式のテンプレート、3Dプリンターデータ、手芸型紙、WordPressのテンプレートなど各種素材として利用するデジタルデータ。
日々様々なデジタルメディアが更新されている中で、YouTubeの動画やWordpressの記事など、自分なりにカスタマイズし訪問者を増やすためにこれらの素材が人気です。

ソフト・フォントの販売

ゲームソフト、アプリ、プログラムコード、各種システムソフトなど
このような、デジタル機器にダウンロードして利用するようなものも、デジタルコンテンツということができるでしょう。

音楽・イラスト系の販売

画像、写真、音楽、電子書籍など
動画配信サービスや音楽配信サービスなど、身近なデジタルコンテンツの販売の例です。

デジタルコンテンツ販売におすすめプラットフォームサイトASP

幅広い商品を出品することができるネットショップでのデータ販売

BASE


簡単にネットショップが開設できると評判のBASEですが、デジタルコンテンツの販売も可能です。BASEでネットショップを開設すると、「BASEかんたん決済」という様々な決済方法を簡単に導入できるサービスを使えるようになります。また、登録費や年会費などはかからないので、ネットショップ初心者さんにおすすめです。

ダウンロード対応商品 テキスト(txt・PDF)・写真・イラスト(JPEG・PNG)・音楽(mp3)・動画(mov・mpg)・電子書籍 ※zipファイルOK
サービス利用料 3%
決済手数料
3.6%+40円
決済方法 クレジットカード決済
容量 1KB~1GB
注意点

・複数のファイルを一度にアップロードすることができない。

・複数のデジタルコンテンツ商品を一度に購入することができない。

・携帯電話・スマートフォンやタブレットなどは、商品を正常にダウンロードできない可能性がある。

・デジタルコンテンツ販売Appで登録した商品は、ショッピングアプリBASEには表示されない。

BASEでは、ショップの機能を拡張する際にこのようなAppsをインストールします。デジタルコンテンツを販売したい際には、「デジタルコンテンツ販売」Appsをインストールすることで、商品登録ページでデジタルコンテンツを登録できるようになります。

Stores


BASEと同じく、ネットショップが簡単に作れて人気の高いSTORESですが、BASEと違う点は、無形商品の出品がBASEより簡単なことです。登録費は無料ですが、無料プラント有料プランの二種類があるのでご紹介します。

フリープラン スタンダードプラン
ダウンロード対象商品 jpg/png/gif/pdf/css/html/plain/richtext/basic/mp3/x-aiff/x-midi/wav/mpeg/quicktime/x-msvideo/x-ms-wmv/x-ms-asf/x-sgi-movie/zip/x-zip/epub
月額 0円
1,980円
決済手数料 5% 3.6%
決済方法 クレジットカード決済
コンビニ決済
PayPal(ペイパル)決済
楽天ペイ
容量 1GB
注意点 ・画像、電子書籍以外のコンテンツは、スマートフォンではダウンロードできない。

 STORESでも、簡単にデジタルコンテンツの販売設定ができます。また、STORESではデジタルコンテンツの0円販売も可能です。つまり、無料のサンプルを提供することができるので、有料のフルバージョンの購入へ利用者を誘導するという方法がとれます。デジタルコンテンツを登録する際に、その商品登録を複製できるのもBASEにはない特徴です。

note


有料記事の販売で評判の高いnote。サービス自体への信頼が厚く、ユーザー数も多いです。SNSのようなユーザーが繋がる機能も充実しているため、販売のしやすさに特徴があります。

ダウンロード対象商品  文章、映像、写真、音楽
決済手数料 クレジットカード決済:売上金額の5%
携帯キャリア決済:売上金額の15%
プラットフォーム利用料
有料記事、有料マガジン、サポート、サークル:10%
定期購読マガジン:20%決済(手数料を引いた金額から)
振込手数料
(売上金のお支払い時)

270円
決済方法  クレジットカード決済(日本国内発行)
Vプリカ(ライフカード社発行)
携帯キャリア決済(docomo,au,softbank)
容量 1ファイルあたり50MB
注意点

・決済手数料は、購読者の決済手段による。

・税込み100〜10,000円の範囲内の価格にする必要がある。

1度にアップロードできるファイルサイズは小さめなので、注意が必要です。

カラーミー


ネットショッププラットホームであるカラーミーショップは、国内でもトップクラスの利用者数を誇ります。ネットショップ初心者から本格的な運用まで、幅広くカバーするカラーミーショップにも、デジタルデータのダンロード販売の機能が登載されています。
全てのファイル形式に対応しているので、種類を問わずにデジタルデータの販売ができます。もちろんクレジットカード決済にも対応しています。

  エコノミー レギュラー ラージ
ダウンロード
対象商品
すべて対応(アプリ、ソフト、電子書籍、映像、音楽、写真、フォント、壁紙、イラスト、アイコンなど、ほぼ全てのデジタルデータ)
初期費用
3,000円
3,000円
3,000円
月額費用 834円~ 3,000円 7,223円
各種決済手数料 3.6%-6%
決済手数料詳細はこちら
決済方法 デジタルコンテンツでの制限はなく、導入可能な手段は、商品代引 、銀行振込、ゆうちょ振替 、イプシロン(カラーミーペイメント)その他多数
ショップ上で使える決済方法の種類一覧はこちら
  
ディスク容量 0.2GB 5GB 100GB
容量 1ファイル200MB上限
注意点

・商品登録は1商品に1ファイル。

・1度にアップロード可能なファイルの容量は200MBまで。

・HTMLファイルのアップロードには対応していない。

・ダウンロード販売商品は、物販商品と同時に購入することができない。 

情報の販売に特化したサイト

インフォトップ


インフォトップは情報商材系のASPで最大手であり、登録しているアフィリエイターの数は情報商材系で1位です。また、情報商材を高値で販売するには、分割への対応が必ず必要となってきますが、インフォトップは10分割まで分割対応しています。

 利用料 クレジットカード決済:(1決済につき販売額の8.38%+トランザクション手数料96円)+税
コンビニ決済:(1決済につき販売額の8.38%)+税
ビットキャッシュ決済:(1決済につき販売額の10.48%)+税
銀行振込決済:(1決済につき販売額の5.52%)+税
代金引換決済:(1決済につき販売額の5.52%)+税
ちょコムeマネー決済:(1決済につき販売額の10.48%)+税
電話注文システムを利用した場合、決済1件ごとに477円+税
 決済方法 クレジットカード決済
コンビニ決済
ビットキャッシュ決済
銀行振込決済
代金引換決済
ちょコムeマネー決済
電話注文システム
 容量 28.6MB

出典:インフォトップ手数料はいくらかかるの?(販売者)

素材の販売に特化おすすめ

写真AC


写真ACはフリー写真のダウンロードサイトです。グループサイトと合わせると、会員数は600万人にのぼります。クリエイターは自分で撮影した写真を投稿し、ユーザーにダウンロードされるごとに、一定の報酬が貯まる仕組みになっています。
ユーザーは、個人、店舗、学校、会社、官公庁からテレビ局まで、さまざまです。

ダウンロード対応商品 写真(JPEG、AIまたはEPS、PNG)
販売手数料 なし(換金手数料300円/1回)
 決済方法  クレジットカード決済
 容量  10MB

音楽を販売するなら

TUNECORE Japan

TUNECORE Japanは、誰でも世界185カ国以上の配信ストアで自分の作った音楽コンテンツを販売できるサービスです。用意するものは、楽曲ファイルとジャケット画像だけ!また、TUNECORE Japanのプラットフォームでの配信ではなく、様々な音楽配信サイトでの配信をすることができます。

利用料

シングル:1,410円(税抜)/年〜

アルバム:4,750円(税抜)/年〜

リングトーン:1,410円(税抜)/年〜

容量 10分以内/曲
配信サイト

さらに、YouTubeでのコンテンツ収益化サービスなどもあります。

海外に向けて配信するなら

BOOTH 

BOOTHとは、pixivと連携したショップ作成サービスです。ネットショップを開設から、面倒な決済や発送の代行サービスまで幅広く提供しています。そんなBOOTHでは、ショップオーナーが通関・配送方法・現地法などの問題に悩むことなく世界中に作品を販売できるよう、海外への販売・配送を代行するサービスを追加しました。

利用料 商品価格×5.6%+22円
容量 10GB
注意点 ・zipだと漫画作品などが読みにくいため、PDFファイルなどの用意も必要

また、pixivと連携すると、pixivでBOOTHに登録した商品のプロモーションを行うことができます。

まとめ

デジタルコンテンツのおすすめ販売プラットホームはいかがだったでしょうか。気になるサイトがあれば、ぜひアクセスしてみてください!また、他ECモールなどと比べてネットショップは集客力が弱めなので、集客施策にも力を入れましょう。デジタルコンテンツは、評判やレビューが大事になってきますから、SNSでの集客なども検討してみてください。

関連記事

・ネットショップ・EC運営代行とは?仕事内容や費用、格安代行会社も含めてご紹介!
越境ECとは?成功のコツやメリット・デメリット、サイト事例までご紹介!

・職域販売とは?企業事例やECサイト構築のメリットと注意点もご紹介します。

ECサイト制作ならアートトレーディング

ECサイト制作ならアートトレーディング
世界170か国以上のNo.1シェアを誇るグローバルECプラットフォーム「shopify」を導入した自社ECサイト制作をご提案いたします!
当社は、15年以上の実績・200社以上のECサイト構築運用 経験でお客様のお悩みを解決してまいりました。
新規のECサイト制作、既存サイトからの移転・乗り替えだけでなく、運営代行・コンサルティング・在庫連携・物流まで幅広くサポートが可能です。
EC支援といってもお客様の状況はさまざまです。これからECサイトを展開したい、サイトはあるが販売促進のノウハウが欲しい、スタッフが足りなくて人手が欲しい等々…。
現在の状況を分析し、ニーズに合った提案を行い、実践し、ECサイトだけでなくお客様ともども成長していただけるような支援を行います。

オススメ記事

人気週間ランキング

  1. オススメのECプラットフォーム! Shopify・BASE・STORES徹底比較!

    2021.11.29👁372
  2. EC運営代行とは?仕事内容や費用、代行業者9選も含めてご紹介!

    2020.05.18👁117
  3. ネットショップ複数運営とは?メリット、管理方法、失敗しないための注意点も含めてご紹介!

    2021.10.20👁37
  4. Shopifyを利用した海外発送について、設定の仕方から配送業者の選び方、おすすめのアプリまでご紹介致します!

    2021.02.17👁32
  5. Shopifyの構築費用はどのくらい?構築方法別の費用相場や料金を安く抑える3つの方法もご紹介!

    2021.11.28👁31