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今話題の店舗受取サービス「BOPIS」も、Shopifyなら簡単に対応可能!設定方法やローカルデリバリーについてもご紹介します。

最近注目の店舗受取サービス・BOPISは、Shopifyでも対応可能です。売上が減少している小売店の新たなソリューションとして、実店舗を持つネットショップであれば是非とも導入したいサービスです。今回は、そんなShopifyの店舗受取について、導入のメリットや注意点・設定方法、ローカルデリバリーについてもご紹介します。

この記事を書いた人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

店舗受け取りも可能なShopify!

店舗受取サービス、別名BOPIS!

店舗受取サービスとは、お客様がオンラインで注文した商品を、自宅でなく実店舗などに配送し、店舗にて受取れるというサービスです。
店舗受取サービスは「BOPIS」という言葉に言い換えることもできます。BOPISとは、「Buy Online Pick-up In Store」の略です。近年、このBOPISや店舗受取サービスが、コロナ禍の小売店に対してメリットが多いと注目されています。

Shopifyなら店舗受取・BOPISの設定が可能!

世界中のECサイトプラットホームの中でもトップシェアを誇るShopifyは、ショップ運営に必要な機能から、最新の配送方法まで、様々なサービスを提供しており、自由度も高いです。Shopifyでは、日々変化するEC市場にShopifyショップ運営者が対応できるよう、常に追加機能を更新しています。
そんなShopifyでは、EC需要の高まりや、コロナウィルスに影響を受けた経済への1つのソリューションとして注目されている店舗受け取りサービスにも、もちろん対応しています。店舗受取は、飲食店のテイクアウトなどにも応用可能です。店舗受取サービスに対応して、新しいビジネススタイルを検討してみましょう。

Shopifyで店舗受取が設定できるメリットは?

店舗受取サービスには、お客様側にも事業者側にもメリットが多いです。また、コロナウィルス感染対策で重要視されている非対面・非接触・外出自粛という観点からも、導入へのメリットが多く挙げられます。

お客様にとってのメリット①送料が0円!

店舗受取サービスを利用すると、自宅への配送とは違い送料が無料になります。

お客様にとってのメリット②時間の融通が利く

自宅に商品が配送されるのを待つ時間から解放され、通勤の空き時間などに店舗に立ち寄るだけでも受取可能なので、忙しいお客様にとっては非常に便利なサービスです。

お客様にとってのメリット③商品探し・お会計の手間が減る!

オンラインで商品一覧を閲覧し、希望の条件を検索することができるので、商品を探す手間や店舗に赴いて人と接触する時間を減らすことができます。また、オンライン決済で商品を注文することで、店舗での対人決済を避けることもできます。

お客様にとってのメリット④在庫不足や返送を避けられる

オンラインで注文することで、店舗へ買いに行ったのに在庫がなかった……ということを避けることができます。また、実店舗で届いた商品を確認し、何か不具合があればそのまま返品することができます。

事業者にとってのメリット①顧客満足度が向上し、リピートや差別化が狙える

お客様にとって使い勝手のいい店舗受取サービスを導入すれば、利用したお客様の満足度が向上し、次回の利用にも繋がりやすくなります。また、利便性の高さという要素から、競合他社との差別化も狙えます。

事業者にとってのメリット②店舗に訪れてもらうきっかけに!

コロナ禍で、小売店の実店舗への来客数や滞在時間は減少してしまいました。そんなお客様にとって店舗受取サービスは、商品を受け取りに行く、という店舗来訪のきっかけになります。また、店舗へ来訪されたお客様に他の商品にも興味を持って頂ければ、追加で何か買うついで買いや、店舗滞在時間の増加にも繋げることができます。

事業者にとってのメリット③運送コストの削減

各店舗に配送するだけで済むので、お客様の各自宅に配送するコストが省けます。

Shopifyで店舗受取を設定する方法

Shopifyで店舗受取を設定する方法をご説明します。
Shopifyで店舗受取を可能にする方法は大きく分けて2つあります。ここでは、Shopifyの管理画面から設定する方法を順にご紹介します。

①ロケーションの登録

まずは、店舗受取サービス導入にあたっての準備として、複数のロケーションの登録と、在庫補充を行いましょう。ロケーションとして登録できる数は、プランによって異なります。

プラン ロケーション数
Basicプラン 4箇所
Standardプラン 5箇所
Advancedプラン 8箇所
Shopify Plus 20 箇所

ロケーションの登録は管理画面の[設定]>[ロケーション]から行えます。
デフォルトの配送元以外でも受け取り可能にしたい場合は、左上の[ロケーションを追加する]から追加登録ができます。そして、ロケーションを登録したら必ず[このロケーションからのオンライン注文を発送する]チェックを入れてください。

②配送設定から配達方法を追加する

登録したロケーションで店舗受取を可能にする設定を行います。
[設定]の[配送と配達]画面に[店舗受取設定]があります。[店舗受取設定]の各店舗の[管理]ボタンから、[このロケーションでは店頭受け取りを提供しています]にチェックを入れてください。また、お客様が受取店舗を選択する際に表示される店舗受取予定時間もここから編集することができます。

③商品とロケーションの設定

また、商品と受取サービスを行うロケーションを紐付けます。[商品管理]タブの[すべての商品]ページに移動し、各商品の[在庫]欄で[ロケーションを編集]をクリックします。受取サービスを行う予定のロケーションにチェックを入れてください。
次に、[在庫]ページに移動し、各ロケーションにおける商品の在庫数を入力していきます。設定はこれで完了です。

④集荷通知を送る

最後に注文後の配送についてです。店舗受取の注文が入ったら、まず[注文管理]ページで配送先を確認します。
受け渡しの準備が済んだら、お客様に集荷通知を送ります。[通知]の設定画面でメール文言を準備しておきましょう。注文管理の詳細ページの[サマリー]から[集荷通知を送信する]をクリックし、お客様にメールを送りましょう。
受け渡しが完了したら、[注文管理]ページで[受け取り済み・支払い済みとしてマークする]をクリックし、完了です。

注意点

・お客様が支払い画面で配達方法を選ぶ際に、登録したロケーションが[集荷する]欄に表示されるようになります。
・店舗受取サービスを適用しない商品がある場合、店舗受取商品と配送商品とを同時に注文することができないので、二回に分けて注文する必要があります。
・一部の決済方法は店舗受取サービスに対応していません。

対応していない決済方法Apple Pay
Google Pay
Amazon Pay
PayPal

 

BOPISはShopifyアプリでも!

Store Pickup + Delivery

店舗受取サービスアプリ管理画面からの設定のみならず、Shopifyアプリの追加によっても店舗受取サービスは同宇入可能です。Shopifyで店舗受取・BOPISを可能にするアプリの中でも、多くの事業者に利用されているのが、この「Store Pickup + Delivery」です。基本的な機能がそろっており、店舗受取に加えて、地域配送も追加できるアプリです。
Store Pickup + Delivery」ーShopifyアプリストアー

Shopifyではその他便利な配送方法が利用可能です!

店舗受取サービス意外にも、Shopifyが対応可能な配達方法をご紹介します。

Shopifyローカルデリバリーなら飲食店向けにデリバリーも!

配送地域を設定し、スピーディーかつ非接触で安全に配送が可能なシステムです。オンラインで決済を済ませ、配達に向かう際には連絡をいれるので、お客様は配達員と接触する必要がありません。また、同じような食品デリバリーサービスと利用すると、割高の手数料がかかってきます。Shopifyであれば、決済手数料のみで済むので、おすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。実店舗とネットショップの良いところが詰まった店舗受取サービスは、お客様からみても非常にユーザビリティーが高いと言えます。実店舗も含めてショップ運営に新たな要素を取り入れたいと考えていた方や、手数料のかからないデリバリー形態を探していた飲食店の方など、是非この記事を参考にして頂けたら幸いです。

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