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サブスク(サブスクリプション)ビジネスとは?メリットや成功事例なども含めてご紹介します!

近年、着実にサービス数を増やしているのが、サブスク(サブスクリプション)ビジネスです。代表的なものでは、Amazon PrimeやApple Musicなどがあります。

この記事では、サブスク(サブスクリプション)ビジネスとは何か、メリットや成功事例なども含めてご紹介致します。

この記事を書いた人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

サブスク(サブスクリプション)とは

サブスクとはサブスクリプションの略で、一定額の料金を支払うことで一定期間サービスを受けることができるサービスを指します。本来の英語のsubscriptionは「予約購読」、「予約金」や「会費」といった意味があります。
現在、「サブスク」という言葉は、サブスクリプションサービスやサブスクリプションビジネスについて指すことが多いです。

サブスク(サブスクリプション)ビジネスにおけるメリット

サブスクは利用者側にも、企業側にも大きなメリットがあります。

「サブスク」の利用者側のメリット

「サブスク」利用者のメリットは大きく分けて以下の3つです。

ここにタイトル利用者のメリット・サービス期間中は利用し放題
・いつでも解約が可能
・初期費用が安く済む

サブスクサービスの最大のメリットは定額課金制で、サービス利用期間中はほとんどの場合利用し放題であるという点です。どれだけ利用したとしても、利用頻度が高ければ高いほどお得になります。課金額によってランク分けされており、ランクに応じて利用できるサービスが変わっていくるといったケースもあります。
契約しているサブスクリプションサービスのランクによって、利用できるサービスやコンテンツが限られている場合があります。契約する際には、自身の利用したいサービスが含まれているかなど確認してから契約する必要があるでしょう。

また、スマホやタブレット、PCがあれば、契約、解約やサービス内容の変更を行うことが可能であることもメリットの一つと言えるでしょう。申込用紙などを用意したりする必要もないので、簡単に契約や解約を行うことができます。用意がする必要があるのは、クレジットカードやキャッシュカードなどの支払いに使用する情報のみである為、煩雑な手続きを避けることが可能です。

販売価格が高い製品を利用することができるサブスクサービスも存在します。初期費用を抑えて利用できるため、お試しで使う場合も便利です。
そのため、利用開始のハードルが下がるということもメリットの一つと言えるでしょう。

「サブスク」の企業側のメリット

「サブスク」の企業側のメリットは大きく分けて以下の3つです。

企業側のメリット・新規ユーザー獲得が比較的容易
・導入のしやすさ
・継続的で安定的な収入

定額課金制で、ユーザー側が支払う費用も低い場合が多い為、新規ユーザーの獲得が他のサービスと比べて比較的多いです。新規ユーザーを獲得した後、継続させられるかが非常に重要になってきます。サブスクサービスは実際に商品を貸し出すような事業モデルから、デジタル商品を扱うような事業モデルまで様々な形で提供可能です。そのため、導入という視点で見ても、他サービスに比べ導入のハードルが低いです。
また、サブスクサービスは定額課金制であるため継続的で安定的な収入を見込むことができます。これによって自社の経営戦略も立てやすくなります。契約数の変動によって多少の増減はありますが、経営戦略的な視点から見てもメリットがあると言えるでしょう。

サブスク(サブスクリプション)ビジネスの始め方

まずは、どのようなサブスク(サブスクリプション)ビジネスを提供するのかを決定しましょう。どのような人たちに、どのようなサービスを、どのような提供方法で提供するのかを明確にすることが必要になってきます。
そして、サービスを作成し、提供、運営を行っていくことになりますが、ここで重要になってくるのが利用顧客の分析です。自社のサービスはどのような層にニーズがあるのか、どのサービスが好調で、どのサービスが不調なのかという分析を丁寧に行っていくことが重要になります。

サブスク(サブスクリプション)ビジネスにおける
収益モデル(ビジネスモデル)実例

現在、映像配信や音楽配信をはじめ、様々なサブスクサービスが存在します。
このサブスクサービスの収益モデルは大きく以下の三つに分けられます。

サブスクサービスの収益モデル・製品をシェアするシェアリング型
・デジタル製品を利用するクラウド型
・購入を前提とした契約を結ぶプレオーダー型


ここでは、三つのサブスクビジネスの実例をご紹介いたします。

ビジネスマンにおすすめのサブスクサービス「KARITOKE(カリトケ)」


この「KARITOKE(カリトケ)」は、腕時計を借りることのできるサブスクリプションサービスです。

「KARITOKE(カリトケ)」の最大の特徴はユーザーのニーズに合わせて多くのプランが用意されているという点です。最安値のcasual planでは3980円からGUCCIやHAMIRUTONなど様々なブランドの中から腕時計をレンタルすることが可能です。最上位ランクのpremium planでは、ROLEXをはじめ、HUBLOTなどの最高級ランクの時計をレンタルすることができます。

また、「落下や衝突などによる打痕傷などに対して保証してくれる「安心キズ保証」というサービスが用意されています。月額料金内に含まれており、安心してサービスを受けることができるよう配慮されたサービスです。

世界最大手音楽配信サブスクサービス「Spotify」


「Spotify」は、スウェーデン初の世界最大手音楽配信サービスです。
数曲再生ごとに広告が流れる無料プランや、月額980円で利用可能なPremiumプラン、家族でシェアできるプランなど様々なプランが用意されています。

この「Spotify」の最大の特徴は、オプションが豊富である点です。

2018年4月のアップデートにより、新オプション機能「オンデマンドプレイリスト」が追加されました。この機能は、再生履歴からパーソナライズして表示される15種類のプレイリストの中から自由に楽曲を選択して再生できる機能です。

この「オンデマンドプレイリスト」機能以外にも、楽曲をダウンロードすることでオフラインで聴くことができる機能など、ユーザーが利用できる機能が充実したサービスと言えます。

豊かな食生活の提供を目指すプレオーダー型サブスクサービス「オイシックス」


 
「オイシックス」は、有機野菜などの安心・安全にこだわった食材の定期宅配を行うサービスです。「オイシックス」の大きな特徴の一つが、様々なニーズに合わせてサービス設定が行われているという点です。

「オイシックス」の提供しているサービスの一つに「kit oisix」というものが存在します。ある料理に必要な食材が全てセットになっており、自宅に宅配してくれるというシステムになっています。20分程度あれば主菜・副菜を調理することができるため、働いている女性や子供が小さいお母さんなどの忙しい女性に人気のサービスです。

この他にも、ユーザーの細かなニーズに対応した多くのプランが用意されています。
「オイシックス」は定性データを大切にしているため、定量データをだけでは開発することのできなかったユーザー目線の新しいサービスを多く提供しています。

個人でサブスク(サブスクリプション)ビジネスを始める際の注意点

サブスク(サブスクリプション)ビジネスを個人で始める際、注意しなければならないのは顧客データの管理です。
サブスクリプションビジネスは、いかにユーザーのニーズにあったサービスを提供していけるかが重要になってきます。そして、ユーザーのニーズを掴むために重要になってくるのが、顧客データです。

個人でサブスクリプションビジネスを立ち上げる場合には、この顧客データをしっかりと分析し、サービスに反映していけることが必要になってきます。
個人の場合には、人手の有無や、分析ノウハウなどもしっかりと把握した上で立ち上げる必要があるので注意が必要です。

まとめ

本記事では、サブスク(サブスクリプション)ビジネスとは何か、メリットや成功事例なども含めてご紹介致しました。

サブスク(サブスクリプション)ビジネスにおいて、ユーザーのニーズに沿った提案していくことが非常に重要になってきます。

この記事がサブスク(サブスクリプション)ビジネスについて詳しく知るきっかけになれば幸いです。

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