Last Updated on 9月 16, 2021 by ART TRADING
近年自社のECサイトを開設する企業が多くなっている中、オンライン作成ストアとして世界最大シェアを誇る「Shopify」をご存知でしょうか?2017年に日本向けにShopify Japan株式会社としてローカライズされたことを機に、多数の企業から導入され注目を集めています。
今回は、シンプルかつ高機能なデザインが支持を得ている「Shopify」の使い方や他プラットフォームとの違いについて詳しく解説していきます。ECサイト開設の際には是非参考にしてみてください!
Contents
- 1 Shopify(ショッピファイ)とは?
- 2 Shopify(Shopify Japan株式会社)の評判は?
- 3 Shopifyが世界NO.1シェアとなった背景
- 4 Shopifyの機能・特徴
- 5 Shopify(Shopify Japan)を利用する4つのメリット
- 6 Shopify(Shopify Japan)を利用する3つのデメリット
- 7 自分でもできる?Shopifyの使い方・ストアの制作方法
- 8 Shopify管理画面へのログイン方法
- 9 Shopifyプラン別費用・特徴
- 10 ShopifyをEC-CUBE・BASEなどと徹底比較!
- 11 Shopifyストアで商品が売れない場合の対処法
- 12 Shopify(ショッピファイ)とAmazon(アマゾン)の違いとは?
- 13 [これからはShopify(ショッピファイ)] コロナ禍で買い物は変わったのか?
- 14 まとめ
- 15 Shopifyを利用したサイト制作ならアートトレーディング
Shopify(ショッピファイ)とは?
Shopifyとは、2004年にカナダで創業されたECサイトの開発・運営を手掛けるECプラットフォームです。シンプルかつ高機能なデザインが評判を得ていて、現在175ヵ国100万店舗以上で導入されるなど世界NO.1シェアを誇っています。2017年11月に日本法人を設立し、公式から日本語でのサポ―ト対応や管理画面の日本語化が完了されるなど国内向けにローカライズされたことを背景に多数の企業から導入実績を獲得しています。読み方はショッピファイです。
Shopify(Shopify Japan株式会社)の評判は?
shopifyの利用を検討している方はshopifyの実際の評判が気になると思います。shopifyの評判は良いのでしょうか?「コストに関する評判」「集客に関する評判」「機能に関する評判」の3つをご紹介します。
コストに関する評判
良い評判
・月額費用が$29〜で、お手軽にECサイトを立ち上げることができる。
・サーバー代がかからないので、ランニングコストを抑えることができる。
悪い評判
・無料プランがないので、BASEやストアーズと比べると、費用がかかる。
集客に関する評判
良い評判
・SNS連携がしっかりできるので、SNSからの集客が見込める
・SEO対策もできるので、本格的に集客したい人にはおすすめ
機能に関する評判
良い評判
・ECサイトを始める際に必要な機能が全て揃っている。
・アプリの数が非常に多く拡張性が高い
悪い評判
・Shopifyアプリは英語を使う際は英語力が必要になる場面がある
Shopifyが世界NO.1シェアとなった背景
サブスクリプション型のサービスモデル
これまで必要であった自社でのサーバやパッケージの導入を一切省くことができるため、その手軽さがShopify導入を踏み切りやすくさせているポイントの一つとなっています。顧客と直接的かつ長期的な関係を築くことを目的としたサブスクリプション型での商品提供はD2Cブランドにマッチしているとして現在注目を集めているビジネスモデルとなっています。
越境ECの対応がしやすい
言語・通貨の壁を超えて世界各国に向けたEC構築が可能となっていて、越境ECへのチャレンジを容易にしています。FedEx、UPS、DHLといった世界三大配送会社と提携するなど海外発送の対応もしていて、簡単に世界中へ配送することを可能にしています。「国内だけではなく国外も視野に入れてサイト運営を行いたい」といったユーザーのニーズを網羅しているため、越境ECチャレンジをいつでも気軽に行うことが可能となっています。
低コストで導入可能
Shopifyが世界NO.1シェアを誇る最大のポイントの一つとして、ECサイト構築にかかるコストを抑えることができる点が挙げられます。月額29ドルで世界各国への対応可能な点はもちろん、マーケティングから購入までのサイト構築の流れなど、時間や手間の観点からも低コストでサイト開設可能となっています。無駄を省いたシンプルなデザインのShopifyのプラットフォームを活用することで高いコストパフォーマンスでサイト構築を行ってみてはいかがでしょうか。
OMOに着目する企業が増えている
OMOに着目する企業が増えているという点もShopifyが世界No. 1シェアになった背景の一つです。OMOとは「online Merges with office」の略でオンラインとオフラインが融合した世界を指します。OMO型の販売店では、実店舗で店員さんと話しながら買い物をし、スマートフォンで商品についているコードを読み取るだけで、注文や発送手続きが完了します。これはEC事業でOMOが取り入れられている例です。このような全く新しい販売方法を展開するには既存のECサイトでは難しいです。独自のECサイトが必要となるので、Shopifyは注目されています。
Shopifyの機能・特徴
多種多様なテーマから選択可能
オンラインストアを作成する際に重要となるデザインについて、Shopifyでは無料のものを含む100種類以上のテンプレートからデザインの選択が可能となっています。豊富なテンプレートから細かなカスタマイズまで選択できるため、自社のストアイメージを確立することができアクセス数増加に繋がる可能性があります。大枠が決定しているため、少ないリスクで自社のスタイルを作成することができるでしょう。また、Shopifyはあらゆる画面サイズに対応していて、実際にスマートフォンやPCから閲覧した際のビジュアルを確認しながら構築できるデモサイトが用意されているため、これらの機能を活用することで理想のECサイトを構築していきましょう。
アプリを活用しストア機能拡大
Shopifyに搭載されている初期機能でサイト開設を行うことは可能ですが、Shopifyの展開する2000以上のアプリを使用することでストアの機能を拡張することができます。アプリストアにはマーケティング・SNS連携・配送の手配・SEO対策・商品を配送する際の送付状印刷などが用意されていて、アプリを購入することで充実したサイトを構築することができる仕組みになっています。多様なアプリで機能拡張を行うことで自社独自のストアをカスタマイズし、他サイトと差別化を図ることで販売促進に繋げましょう。
オムニチャネル対応可能
サイトだけでなく、実店舗やオンラインストアを初めとした様々なチャネルを利用して販売可能となっています。具体的には以下のチャネルが解説されています。アプリ購入によりさらにチャネルを追加することも可能となっています。
・実店舗
・オンラインストア
・Amazon
・Facebook
・Instagram
・購入ボタン
・Pinterest
・Google Shopping
これらの情報をまとめて管理できることで時間的コストを抑えられ高いコストパフォーマンスでの運用が可能となっています。購入ボタンとはLINEなどのSNSと連携して直接商品を購入できる販売方法であり、消費者がボタン一つで気軽に購入できることから販売促進に繋げています。
APIによる業務効率化
ShopifyではAPI連携により、商品情報連携・入庫情報の自動反映・発送業務の自動化が可能になり、作業の大幅な効率化を実現することができます。更に、MAツール、タスク管理、CRMなどの外部システムと連携することができ、業務効率向上に特化しています。
具体的には、ECサイトと倉庫をシームレスに連携し出荷にかかる作業を削減することが可能となったことにより、海外を含む受注データを出荷用依頼データに変換する膨大な作業を1日数件まで削減することに成功しています。API連携機能を使用し業務効率を上昇させることでその他のコア業務に集中して取り組むことに繋げましょう。
スマートフォンからもログイン可能
Shopifyストアは構築さえしてしまえば、AndroidやiPhoneからでもShopifyアプリを通じてログインをすることができます。そのため、どんな場所でもスマートフォンさえあれば、ストア運営をすることができるため、人員の少ない事業者でも簡単にストアを管理することができます。
Shopify(Shopify Japan)を利用する4つのメリット
低コストで導入できる
Shopifyを利用する上で、大きなメリットの一つが低コストで導入できる点です。料金体系は5つのプランから選択することができ「Shopifyライト」「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」「Shopify plus」に分かれています。
簡単にECサイトを構築・運営できる
Shopifyは誰でも簡単にECサイトの構築・運営を行うことができます。加えて、顧客の購入を促進するために様々なサポートサービスを受けられるのもShopifyを利用するメリットの1つです。
質の高い、豊富なデザインを使用できる
Shopify利用すれば、質の高く豊富なデザインを使用できます。ストア構築する際に豊富なテンプレートから細かなカスタマイズまで選択することができます。そのため、簡単にストア構築ができると評判を呼んでいます。
多言語・通貨、海外発送に対応している
Shopifyは多言語・通貨、海外発送に対応していることから越境ECをスムーズに行うことが出来ます。梱包や発送は自社で行わなければいけませんが、「Ship&co」などのShopify対応のアプリを使えば簡単に行うことができます。
設定方法に関しましてはプランに関係なく、ストアを構築する際に配送エリアを配送したい国や地域設定にすれば完了です。
Shopify(Shopify Japan)を利用する3つのデメリット
英語力が必要になる場面がある
Shopifyを利用するデメリットの1つ目は英語力が必要になる場面があることです。Shopifyはカナダで誕生したサービスなので、1次情報は英語です。現在はShopify Japanが設立されたこともあり、Shopify内のほとんどの機能を日本語で難なく使用することができますが、一部のテーマ(サイトデザイン)や最新情報、サードパーティによるアプリにおいては英語が必要となります。なかでも、サードパーティアプリに関しては、多くの開発会社が海外に存在し、日本国内ではまだまだ少ないという現状があるため、説明や評判など、英語を用いる必要があります。
Web制作の専門知識が必要になる場面がある
Shopifyを利用するデメリットの2つ目はWeb制作の専門知識が必要になる場面があることです。Shopifyは、WebBサイトに関する知識がなくても直感的にデザインができるようになっています。しかし、凝ったデザインにしたいときには、HTMLやCSSの知識がある程度必要です。HTMLやCSSを利用することで、さらに売れやすいサイトを作ったり、他サイトにはないデザインも作ったりすることができます。
サポート体制が弱い
Shopifyを利用するデメリットの3つ目はサポート体制が弱いことです。最近では、ヘルプセンターなどのサポートが充実してきているようですが、質問へ対応がまだまだ遅いとったこともあるようです。カスタマーサポートは24時間365日稼働していますが、まだまだサポート体制が弱いことは考慮すべきです。
自分でもできる?Shopifyの使い方・ストアの制作方法
Shopifyのストア構築方法についてご紹介します。
Shopifyは管理画面のメールアドレス・パスワードなどの項目を設定するだけで簡単にサイト開設を行うことができます。サイト開設後は以下の6つのステップで登録していきます。
Shopifyストアの作成
まず、Shopifyストアを作成します。Shopifyのホームページから「無料体験を始める」をクリックしてShopifyストアから新規登録を行います。メールアドレスやパスワード、ストアの名前、ストアのURLを記入した後、アンケートに回答し、ストアの住所を設定してShopifyストアの作成は完了です。
商品登録
管理画面から商品やストアページの登録や変更を行うことができます。商品登録は、管理画面から、商品を追加し、色やサイズなどのバリエーションを登録していきましょう。
コレクション
商品を追加した後に、商品をタグや価格でカテゴリー分類することをコレクションと呼んでいます。商品分類を見やすくするためにコレクションを作成しましょう。
ページ作成
次に、ストアページを作成します。お問い合わせページや特商法に基づく表記をShopifyで作成することができます。メニュー機能を使い、商品やコレクションを配置し、問い合わせしやすいよう作成しましょう。
ストアデザイン
ページ作成後はストアデザインです。ストアデザインは自社のサイトイメージに直接繋がりやすいものなので様々なデザインを利用し自社にマッチしたものを探してみてください。オンラインストアからカスタマイズをクリックし、テーマエディタにてストアの文字や画像を追加します。セクションを追加から様々なセクションを追加でき順番を入れ替えることも可能となっています。
送料・決済方法設定
最後に、購入時に大切となる送料・決済方法の設定を行います。ネットショップの送料を設定し、決済方法の項目から口座番号などの入力を行います。Shopifyペイメントやコンビニ決済・Amazon Payを初めとした多数の決済方法があるため忘れずに登録することが必要です。
Shopify管理画面へのログイン方法
Shopifyのストア管理画面にログインするには、まずShopifyアプリを開き「ストア」を選択します。次に画面上部の「アカウント名」を選択し、「既存のストアにログインする」をタップすると、Shopifyの管理画面へのログインを行うことができます。
Shopifyプラン別費用・特徴
Shopifyのプランには、「①Shopfyライト②ベーシック③スタンダード④プレミアム⑤shopify plus」の5つがあります。まずは、各プランの月額料金と特徴、おすすめとなる対象者をご紹介します。
①Shopifyライト (※カート機能のみで、ECサイト構築は不可)
料金
・月額料金 $9
特徴
・ECサイトの構築なしで、FacebookをはじめとしたSNSへのショップ機能を追加する
・商品や在庫、受注などが自動でアップデートされる
・オンラインショップの財政レポートを利用できる
オススメの方
・ECサイトの構築に抵抗がある方
・カート機能のみが必要な方
・SNSをチャネルとして商品を販売したい方
②ベーシック【Shopify初心者の方におすすめ】
料金
・月額料金 $29
特徴
・自社ECサイトの構築ができる
・2つの管理アカウントを保有できる
・ECサイトの財政レポート、集客レポート、マーケティングレポートを利用できる
オススメの方
・自社ECサイトの構築を行いたい方
・EC事業初心者の方
・多大なコストをかけずにECサイトの構築、運営を行いたい方
③スタンダード【中小企業の方におすすめ】
料金
・月額料金 $79
特徴
・5つの管理アカウントを保有できる
・ベーシックプランで利用可能なレポート機能に加えて、ECサイトでの販売傾向、ユーザーフローのより詳しい分析を行うプロフェッショナルレポートを利用できる
オススメの方
・自社のECサイトの構築を行いたい方
・ECサイトの管理を複数人で行いたい方
・中小企業のご担当者
④プレミアム【EC事業上級者の方におすすめ】
料金
・月額料金 $299
特徴
・15個の管理アカウントを保有できる
・Shopifyが提供するすべての機能を利用できる
・クレジットカード手数料、取引手数料が最も安い
・スタンダードプランで利用可能なレポート機能に加えて、高度な顧客分析、マーケティング施策の改善に役立つカスタムレポートビルダーを利用できる
オススメの方
・自社ECサイトの構築を行いたい方
・ECサイト運営に関する豊富なノウハウを有する方
・すでにEC事業で多くの収益を獲得し、事業の拡大を図っている方
・大手企業のご担当者
⑤Shopify plus
料金
・月額料金 $2,000
特徴
・Shopify plus専用アプリを使用する
・ワークフローを自動化できる
・ECサイトのリニューアルや大規模なカスタマイズをスピーディーに行うことができる
オススメの方
・自社ECサイトの大規模リニューアルを行いたい方
・EC事業上級者
5つのプランのなかでも、自社ECサイトの構築行う際は、「②ベーシックプラン③スタンダードプラン④プレミアムプラン」の3つから検討するのが一般的であるといえるでしょう。3つのプランでは、それぞれ利用可能な機能や管理アカウント数は異なりますが、ECサイト・ブログ機能やカゴ落ち対策メール送信機能、日本語でのサポート、販売チャネル追加機能、登録可能な商品数が無制限である点は共通事項として挙げられます。
ShopifyをEC-CUBE・BASEなどと徹底比較!
EC-CUBE
EC-CUBEは無料で使えるオープンソースのEC構築プラットフォームです。国内シェアNO.1のソフトウェアとなっていて基本的な機能が網羅されていて有料を含む豊富な関連サービスが特徴となっています。国内を中心に3万店舗以上で利用されているため、安心して利用することのできるECサイトです。EC-CUBEでは拡張プログラムであるプラグインがデザインテンプレートから集客、販促まで800種類以上用意されています。EC-CUBEではインストールが必要なため、動作環境の注意が必要です。簡単インストールに対応したレンタルサーバにインストールすることで動作不具合のリスクを回避しましょう。
Shopifyとの違いは、「サーバ管理の必要性」「定期的なアップデートの有無」が挙げられます。SAAS型のShopifyでは、各ECサイト管理者によるサーバ管理は不要で、且つ常に最新のサービスを利用することができます。一方で、EC-CUBEはオープンソースパッケージ型のため、パッケージのインストール後には、各ECサイト運営者によるサーバ管理、定期的なアップデートが必要になります。
どちらの型を利用するかはお好みによりますが、サーバ管理やサービスのアップデート業務を削減したい方には、Shopifyがおすすめとなります。
Makeshop
Makeshopとは、GMOメイクショップ株式会社の運営するASPショッピングカートサービスです。2004年にサービスを開始し、2013年以後6年連続でショッピングカートの流通額国内NO.1の実績を獲得しています。この実績を保有している要因としては、拡張性の高い多機能な点とBtoB向けのオプション機能が充実している点が挙げられます。人気ランキングやユーザーへのレコメンド、SNS連携などトータルで650種を超える豊富な機能と173種類のテンプレートからカスタマイズしてサイトを構築することができるため、一定の知識や技術が必要とされるものの、他社との差別化を図ることが容易となっています。また、有料オプションで利用可能となっている取引先別に送料や価格の設定やポイントの付与を行うことのできるBtoB向け機能が他プラットフォームには少なく利便性の高い機能となっています。初期費用1万円で月額固定費3000円が発生する仕組みで運営されています。
Shopifyとの違いとして、「初期費用の有無」「ユーザーの幅広さ」が挙げられます。前者に関して、Shopifyは初期費用がかからず、無料で利用できるオプションが多数存在します。一方で、Makeshopでは、初期費用が発生します。後者では、Shopifyでは幅広いユーザーを対象としているのに対し、Makeshopでは、BtoB向けの機能を多数取り揃えているため、BtoB型ECサイト構築に向いているといえるでしょう。
BASE
国内でのネットショップ開設数NO.1のBASEは、「ネットショップが30秒で!」という広告の通り、メールアドレスを登録するだけで無料でネットショップが開設できる点が特徴です。初期費用・月額固定費はかからず、BASEが提供する決済サービスを利用した際に費用が発生する仕組みとなっています。
Shopifyとの違いとして、「コスト」「機能」が挙げられます。前者では、Shopifyでは初期費用が無料、プランごとの月額固定費が発生するのに対し、BASEでは、初期費用も月額固定費も発生しません。後者に関していえば、両システムとも基本的な機能を兼ね備えていますが、Shopifyの方がより高性能、且つ柔軟なカスタマイズを行うことができるため、より充実した機能を利用することができるといえるでしょう。
STORES.jp
STORES.jpの特徴は、無料プランと有料プランに分類されていて18歳以上であれば専門知識の有無に関わらず手軽にサイト開設を行える点です。メールアドレスだけでなく、Facebookの登録からサイト開設可能となっていて、SNSを始める感覚で開設を行える手軽さが魅力的となっています。20種類以上の機能を無料で利用することができ、プランに応じて決済手数料が発生する形となっています。ファッションアプリ「WEAR」との提携など、国内独自のサービスを幅広く展開しています。
Shopifyとの違いとして、「海外展開の可否」が挙げられます。Shopifyは、カナダで誕生したシステムであることに加え、多くの言語と通貨に対応していることから、越境ECの構築手段としても広く知られています。一方で、STORES.jpは、国内でのECサービスに特化しているため、海外展開を目指すECサイトにおすすめすることはできないでしょう。
現在注目のECサイトに関してどのプラットフォームも注目を集めていますが、Shopifyとの比較という観点の場合、やはり越境ECへの対応がポイントとなります。国外へのECサービスを重視した場合、多言語・多通貨対応や海外発送サービスが充実しているShopifyは利便性に長けていると言えるでしょう。幅広いユーザーに対しカスタマイズ性の高い多くの機能を利用してサイト構築を行う方にはShopifyの利用がお勧めです。
Shopifyストアで商品が売れない場合の対処法
Shopifyストアを運営しているのにも関わらず、なかなか売上が伸びない場合は以下の2点の業務において改善が求められる場合が多いでしょう。
「集客」
ShopifyでECサイトを運営する場合、Amazonや楽天といったECモールとは違い、集客は自分自身で行わなければなりません。そのため、多岐に渡るEC業務の中でWebマーケティングをはじめとした広報活動は極めて重要です。
集客に問題を抱えている場合、まずは「Googleアナリティクス」や「Googleサーチコンソール」などのサイト分析ツールを利用しサイト内の問題を認識し、改善策を講じる必要があるでしょう。また、Shopifyストアにも付属の分析ツールがあります。管理画面から「スタアの分析」の画面を開くと広告を打った前後のパフォーマンスの比較やチャネルごとの売上の分析を行うことができます。
また、ECサイト運営において集客をする場合、SEO対策は欠かせません。集客に伸び悩んでいる場合、Shopifyブログなどを活用し、より多くのユーザーがサイトに訪れるようにサイトを価値を高める必要があるでしょう。
「接客」
ShopifyなどECサイトは実店舗のように直接顧客に接して接客を行うことはありません。そのため、実店舗に比べて顧客のニーズを感じる機会が多くありません。ユーザーのサイト訪問件数が多いのにも関わらず、なかなか売上が伸びない場合はサイト内や接客に問題があります。分析ツールを活用するか、自分でサイトを一度利用してみるなどをし問題点を探り改善する必要があります。
特に小規模のECサイトでは、リピーターの獲得がすることが重要となってきます。手厚いサポートやサービスにより、顧客のロイヤリティーを高めリピーターを獲得することは継続的な売上にも繋がります。
Shopify(ショッピファイ)とAmazon(アマゾン)の違いとは?
AmazonはECモールと呼ばれる集合型のECサイトであるのに対して、ShopifyはECサイト構築ツールの1つです。Amazonを使ってECサイトを構築する際は、Amazonというショッピングモールに出店・出品します。これに対して、shopifyはデザインや販売方法、広告方法などを出品者自身がカスタマイズすることで自社独自の店舗を構築します。
[これからはShopify(ショッピファイ)] コロナ禍で買い物は変わったのか?
新型コロナウイルスの影響で実店舗は休業や時短営業を余儀なくされ、売り上げが伸び悩んでいます。コロナ禍で消費者もネットで買い物をする機会が大きく増えました。この変化で躍進しているのが ECプラットフォームのshopifyです。
これからネットショップが私たちの身近になっていく世の中で、Shopifyの更なる活躍が期待されています。
まとめ
世界最大シェアを誇るShopifyの使い方や特徴についてご紹介しました。世界各国でローカライズ化されているため、幅広く柔軟な対応が可能となるShopify最大の魅力は越境ECにチャレンジしやすい点です。シンプルかつ利便性の高いデザインであるShopifyは現在無料トライアル期間が設けられていて開設が容易になっています。国内だけでなく国外も視野に入れてECサイトの開設を検討している方は是非Shopifyを利用してみてはいかがでしょうか。
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Shopifyを利用したサイト制作ならアートトレーディング
アートトレーディング株式会社は「Shopify experts パートナー」として認定されています。
Shopify experts パートナーは、Shopifyを利用したストアの構築や拡大に関する豊富な経験を持ち、かつ厳しい審査を受けたShopifyパートナーのみに与えられます。
当社は、10年以上の実績・100社以上のECサイト構築運用 経験でお客様のお悩みを解決してまいりました。
新規のECサイト制作、既存サイトからの移転・乗り替えだけでなく、運営代行・コンサルティング・在庫連携・物流まで幅広くサポートが可能です。
高い構築力で、Shopifyを利用したサイト制作、運営のご相談を承っております。