Last Updated on 9月 16, 2021 by ART TRADING
Shopifyには標準状態として利用できるお問い合わせフォームが用意されています。Shopifyの標準状態のお問い合わせフォームでも十分に機能しますが、カスタマイズをすることでさらに便利になります。
そこで今回は、お問い合わせフォームをカスタマイズする際に役立つアプリを含めて、お問い合わせフォームをカスタマイズする方法をご紹介します。
Contents
Shopifyでお問い合わせフォームを制作する方法
Shopifyの標準状態のお問い合わせフォームには「名前」「メールアドレス」「電話番号」「メッセージ」が入力項目として備わっています。
ここでは、Shopifyの標準機能として利用できるお問い合わせフォームの制作方法を解説致します。
Shopifyでお問い合わせフォームを制作する方法①「ページを作成する」
最初にページを作成します。
まず、Shopifyの管理画面の「オンラインストア」に移動します。
次に右側の「テンプレート」からコンタクトフォーム用のテンプレートを選択します。
Shopifyでお問い合わせフォームを制作する方法②「アドレスを確認して、導線を設定する」
次にアドレスを確認します。
Shopifyの管理画面の「設定」の中の「一般設定」の一番上にある「送信元のメールアドレス」が実際にお問い合わせを受信するメールアドレスになります。
ここで、お問い合わせを受信するアドレスが正しいかどうか確認します。
最後に「オンラインストア」→「メニュー」で導線を設定して完了です。
Shopifyでお問い合わせフォームをLiquidでカスタマイズする方法
これまで紹介してきたように、Shopifyの標準状態の問い合わせフォームには必要最低限の項目しかありません。より良いお問い合わせフォームにするためにはカスタマイズをする必要があります。
お問い合わせフォームのカスタマイズ方法にはLiquidを編集することによるカスタマイズとアプリの追加によるカスタマイズの2種類があります。
ここでは、まずLiquidでカスタマイズする方法を解説いたします。
コーディングの知識がある方はこのLiquidの編集によって、お問い合わせフォームをカスタマイズすることをおすすめ致します。
まず、Shopifyの管理画面の「オンラインストア→テーマ→アクション→コードを編集する」を選択します。
そして、Templateの「page.contact.liquid」を選択してコードを編集します。
Shopifyのお問い合わせフォームをLiquidでカスタマイズする際の注意点
先ほど、Liquidを編集してお問い合わせフォームをカスタマイズする方法を解説いたしました。
Shopifyのお問い合わせフォームをLiquidで編集する際には注意すべき点があります。ここではその注意点を2つ紹介します。
Shopifyのお問い合わせフォームをLiquidでカスタマイズする際の注意点①「お問い合わせ完了画面の設定が別途必要」
1つ目は「お問い合わせ完了画面の設定が別途必要である」という点です。
初期状態では完了画面が用意されていないので、完了画面が必要な場合は別途用意する必要があります。
完了画面には、お礼だけでなく次の購買意欲を掻き立てる要素を入れることで、売り上げにもつなげることができるでしょう。
Shopifyのお問い合わせフォームをLiquidでカスタマイズする際の注意点②「自動返信機能が実装されていない」
2つ目は「自動返信機能が実装されていない」という点です。
Shopifyの標準状態のお問い合わせフォームは自動返信機能が実装されていません。
記事後半部で「Shopifyのお問い合わせフォームで自動返信メールを実装する方法」を解説いたしますので、自動返信機能が必要な場合はそちらをご参考にしてください。
Shopifyのお問い合わせフォームをアプリでカスタマイズする方法
お問い合わせフォームはアプリによってカスタマイズすることも可能です。Shopifyアプリストアに様々なお問い合わせフォームに関するアプリがあります。ここでは、Shopifyのお問い合わせフォームを作成する際に便利なアプリを3つ紹介致します。
Powerful Contact Form Builder
様々なフォームを活用しながら、出費をおさえたい方におすすめです。30日間のお試し期間があり、料金体系は無料から月額24.9ドルまで4つあります。
無料だと1つだけフォームが作成でき、月に100件までのお問い合わせを受け付けることが可能で、項目数は無制限です。件数が増えてきたり複数のフォームを実装したい場合は有料プランがおすすめです。
Powerful Contact Form Builderには会員登録フォーム、アンケートフォームなど様々な機能があります。
Contact Form
3日間のお試し期間があり、料金体系は無料から月額12.99ドルまで4つあります。
無料プランでは月に30件まで問い合わせを受け付けることが可能で、7つまで項目が設定できます。
有料プランを使うことで、問い合わせ件数や問い合わせ項目が無制限に利用できるようになります。Contact Formは問い合わせ、フィードバック、予約フォームなど様々なフォームを実装することができます。
Wholesale + Ambassador Form
Wholesale + Ambassador Formはの料金体系は無料から月額79ドルまでの4つあります。
無料のプランはお問い合わせを25件までしか受け付けることができないため、問い合わせ件数が多い場合は有料のプランをおすすめいたします。
Wholesale + Ambassador Formはレイアウトやアニメーションのカスタマイズがしやすいです。また、お問い合わせフォームだけでなく、アンケートフォームやキャンペーンフォームなどを作成することも可能です。
Shopifyのお問い合わせフォームで自動返信メールを実装する方法
「Shopifyのお問い合わせフォームをLiquidでカスタマイズする際の注意点」で解説したように、アプリを使うことで自動送信メールを実装することができます。
「Shopifyでお問い合わせフォームをアプリで制作する方法」でご紹介した「Powerful Contact Form Builder」の無料プランや「Contact Form」の有料プランを使用すると、自動返信メールを利用することができます。
まとめ
サイト運営者にとってお問い合わせフォームは、お客様の疑問点を解消することにより、売り上げ向上が期待できるというメリットがあります。また、サイト利用者には疑問が解消されて安心してサイトで買い物ができるというメリットがあります。
このように、お問い合わせフォームはサイト運営者とサイト利用者双方にとって有益です。
ニーズにあったお問い合わせフォームを作成することで、集客や売り上げに繋げることができるでしょう。
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