Last Updated on 10月 7, 2021 by ART TRADING
EC-CUBEはECサイト運営に関する知識がなくても、サイトを作成できるECサイト構築パッケージです。大手のECパッケージは多くの場合が有料ですが、EC-CUBEは無料で使用できるため多くの企業が導入しています。
そこで本記事ではEC-CUBEについて導入方法やおすすめプラグイン、テンプレートも含めてご紹介いたします。
Contents
[ECサイト構築で役立つ]EC-CUBEとは?
EC-CUBEとは日本企業の株式会社イーシーキューブが提供している、ECサイトの構築に役立つオープンソース型のソフトウェアです。ECサイト運営に関する知識がなくても、EC-CUBEを利用することができます。主な特徴として、商品購入ページや商品紹介ページなど、ECサイトに欠かせない機能が網羅されている点が挙げられます。
EC-CUBEの使い方・導入方法
では、どのような手順を踏めば、EC-CUBEを導入することができるのでしょうか?以下でEC-CUBEの導入方法を順を追って解説致します。
2.レンタルサーバーを用意する
3.EC-CUBEをダウンロードし、サーバーへインストールする
4.決済方法を決定し導入する
5.サイトのデザインをカスタマイズする
手順4の決済方法の導入にはプラグインを活用することを推奨いたします。おすすめのプラグインに関しては本記事後半の「EC-CUBEにおいておすすめのプラグイン2選」をご覧ください。
また、手順5のサイトのデザインのカスタマイズに関しては本記事後半の「EC-CUBEにおいておすすめのテンプレート2選」をご覧ください。
EC-CUBEの評判とは?
EC-CUBEはどのような評判を得ているのでしょうか?
費用対効果に関しては、使用料金は無料の上、ECサイトを運営する上で必要な機能は搭載されており、低コストでショップを開設することができるため高く評価されています。
サポート体制に関しては、EC-CUBEはECサイトを開設・運用するという点は得意としていますが、その後の集客に関しては自社のマーケティング力によります。また、操作性に関しては、EC-CUBEは直感的な操作が可能のため好評です。
EC-CUBEで発覚した脆弱性とは?
EC-CUBEの一部バージョンでは、クレジットカード番号漏えいの要因となる脆弱性があることから、株式会社イーシーキューブと経済産業省が注意喚起を行っています。
参照:株式会社イーシーキューブが提供するサイト構築パッケージ「EC-CUBE」の脆弱性等について(注意喚起)
EC-CUBEで使える決済サービスとは?
EC-CUBEで利用できる決済サービスにはEC-CUBE公式決済サービスとその他の決済サービスの2種類があります。EC-CUBE公式決済サービスには「EC-CUBE公式決済サービスペイメント」「EC-CUBEペイメントライト」の2種類があります。その他の決済サービスには「EC-CUBE後払い」や「GMOペイメントゲートウェイ」、「ペイパル」など多くのサービスがあります。
参照:EC-CUBEで使える決済サービス
EC-CUBEにおいておすすめのプラグイン2選
EC-CUBEはECサイト運営に必要な基本機能は搭載されていますが、プラグインを活用することでより便利な機能を追加することができます。ここでは「EC-CUBEにおいておすすめのプラグイン2選」をご紹介いたします。
「EC-CUBEペイメント」
「EC-CUBEペイメント」は個人から大規模な店舗まで全てのEC-CUBE店舗主のカード決済を簡単に導入できるプラグインで、EC-CUBE公式決済です。「EC-CUBEペイメント」はゆうちょ銀行や三井住友銀行など豊富な決済手段に対応しています。
「商品詳細ページレコメンド(これを買った人はこれも買っています)プラグイン」
商品詳細ページレコメンドプラグインは、商品詳細ページにおすすめ商品を表示させることができるプラグインです。商品詳細ページの下部に「こちらの商品を買った人はこちらの商品も購入しています」という文言と一緒に商品が表示されます。
EC-CUBEにおいておすすめのテンプレート2選
ECサイトを構築しても、デザインが適切でなければサイトの役目を十分に発揮することができません。しかし、プログラミングやデザインの知識がなく困っている企業も多いのではないでしょうか?そこでおすすめなのがテンプレートの利用です。テンプレートを利用することでWEBの知識がなくても、好みのサイトを構築することができます。以下でEC-CUBEにおいておすすめのテンプレート2選をご紹介いたします。
「MinimalCube」
シンプルで使いやすいテンプレートを構築したい企業は「MinimalCube」を利用することをおすすめいたします。500種類のアイコンフォントや便利プラグインが多数あることによって自由度が高いサイトを構築することができます。
「Fire」
「Fire」はシンプルでありながらも必要機能が取り揃えられている初心者向けのテンプレートです。取扱説明書がついているので、EC-CUBEに関する知識がなくても容易に利用することができます。低コストでありながら、必要最低限の機能が欲しい人に特におすすめのテンプレートです。
まとめ
本記事ではEC-CUBEについてご紹介いたしました。
EC-CUBEを利用することで、ECサイトに関する知識がなくてもECサイトに欠かせない機能を搭載することができます。また、企業が必要に応じてプラグインやテンプレートを活用することによってより好みのECサイトを構築することができます。EC-CUBEの導入を検討する際、本記事を参考にしていただければ幸いです。
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