もちろん、これらの要因がアマゾンエフェクトのみであるとは言えないですが、アマゾンエフェクトによって業績悪化が起こると予想される「Death by Amazon」(アマゾン恐怖銘柄指数)も、米国の投資会社ビスポーク・インベストメント・グループにより発表されています。米国では多くの消費関連企業がアマゾンエフェクトによってダメージを受けていますが、日本でもなじみのある「トイザらす」や「フォーエヴァー21」もそのうちの一つです。また、物流業界はもちろん、買収や新規事業拡大などにより様々な産業分野にも影響が及んでいます。
アマゾンエフェクトとライバル「ウォルマート」の事例
アマゾンのライバルといえば米国の超大手スーパー「ウォルマート」です。店舗での販売を主にしていたウォルマートは、「時代遅れ」とされ、「Death by Amazon」にもウォルマートの名は連ねられています。しかし、近年ウォルマートは店舗とECの連携に成功し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を一気に進めました。そんなウォルマートにアマゾンも対抗し、どちらかが新しい事業を始めれば片方もそれを追い、突出を許さない状況が続いています。例えば、ウォルマートが新しい配送サービスを始めれば、アマゾンもすぐにプライム会員費を半額に引き下げる対抗策を打ち出したり、ウォルマートがグーグルのAIスピーカーと提携すれば、アマゾンもマイクロソフトのコルタナと提携したりと、つかず離れずの2社ですが、この対立は日本市場にも影響を及ぼす可能性があります。
また、こちらも最近になって各企業が力を入れ始めているものですが、BOPISなどのネットショッピング形式の変化にも影響を与えています。BOPISとは「Buy Online Pick-up In Store」の略であり、日本語にすればネットショッピングの店頭受け取りサービスです。アマゾンは近年、コンビニエンスストアとの提携や、高級食品スーパー「ホールフーズ」の買収などにより、配送拠点を増やしながら店頭受け取りサービスに力を入れています。このような取り組みが、アマゾンエフェクトとして日本の各業界にも変化をもたらし、電化製品やスーパーマーケットなどでも店舗受け取りサービスが行われるようになっています。
モバイルファーストインデックス(Mobile First Index)は、Googleの検索エンジンのサイト評価基準の仕組みです。今までGoogleの検索エンジンは、デスクトップPCのサイト内容を基準としてサイトコンテンツの評価をしていました。しかし、モバイルファーストインデックスにより、スマートフォンなどのモバイル端末のサイトを軸にサイトの評価をする形式に変わりました。
世界最大級のECサイト構築サービスのShopify ですが、その最上位にある利用プラン「Shopify Plus」をご存じでしょうか。個人事業などではなく、大規模事業向けに開発されたエンタープライズプランです。今現在のShopifyの機能では物足りないという方向けにShopify Plus に関してその機能や料金を紹介します。
・Multipass/single sign-on and user
Shopifyストアを別のストアを同じメールアドレスを利用して行き来可能にさせるAPI です。自社サービスとShopifyで別々のIDとパスワードを毎回別々に入力させる手間をなくします。これによりユーザーは別サイトにあるログイン情報を使用してshopifyストアにログインすることが可能です。
特に最上位のパートナーシップであるShopify plus partnersは、ShpifyのECサイト構築やECサイト運営サポートの豊富な実績に加えてShopifyが提示している条件や厳しい審査をクリアした企業にのみ与えられるパートナーシップです。
非常に厳しい審査のため日本ではまだ数社しかShopify plusパートナーに認定されていません。
いかがでしたでしょうか。今回はShopify Plus についてその特典や機能、月額料金を紹介させていただきました。月額料金などのコストはかかりますが、大規模なEC運営を行っていく企業にとっては非常に魅力的なサービスです。既存のEC運営プランでは機能不足だと感じている方は、プランの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
Omni Hubは「店舗で会員登録したお客様に購入のお礼メールを送信」や「店舗でのお客様の売上情報をShopifyへの投入」「店舗とECでの購買状況の分析」などを行います。今後はスマレジ上での会員売上をShopifyに自動的に連動する機能などを追加していく予定でShopify POS同様今、注目を集めているPOSシステムです。
そんなBASEですが、運営会社である株式会社BASEによれば、2020年12月8日に130万ショップを突破したようです。EC需要が高まる社会背景と、コロナ禍の影響もあり、Micro, Small & Medium Businessに最適なサービス設計を行っているBASEは、今後も多く人に利用されていくでしょう。
ファストファッション大手のファーストリテイリングが運営するユニクロもライブコマースの活用によって更なる人気を集めています。
ユニクロのライブコマースは「UNIQLO LIVE STATION」という専用のプラットフォームから配信されており、ファッションに精通したスタイリストやモデルのライブ配信を見ながら商品の購入が行えるようになっています。
“Online to Offline”の略であるO2O型では、オンライン上での商品に関するレビューを参考に、リアル店舗で商品を購入することができます。実店舗にて、商品を実際に購入するかどうか迷った際に、リアルタイムで、オンライン上で他のユーザーに意見を求めることができます。代表例として、アパレル特化型であるFashismやMotiloなどが挙げられます。
近年着目されているワードで、オムニチャネルと類似した意味をもつものとして「O2O」が挙げられます。
“Online to Offline”の略称であるO2Oは、オンライン(ECサイトやSNSなど)とオフライン(実店舗など)を切り離して考え、オンラインからオフラインへとユーザーを誘導するという施策をさします。わかりやすくいえば、ECサイトやSNS上で、実店舗で利用できるクーポン等を配布することで、実店舗での売向上を図る、などが挙げられます。
O2Oに加え、オムニチャネルと混同されやすいワードとして「OMO」が挙げられます。
“Online Merges with Offline”の略であるOMOは、オンラインとオフラインを分けずに、両者を連携させることで、顧客体験(UX)を最重要視するマーケティング施策をさします。2017年に、モバイルペイの発展が著しい中国ではじめに提唱された施策です。
“Direct to Consumer”の略である「D2C」に特化したASP型カートシステムをご紹介します。
商品の生産を手がけるメーカーが独自のECサイトを構築し、販売や管理までを自社で行うことで、商品を直接消費者に届けるD2Cは、近年注目を浴びているビジネスモデルです。
D2Cでは、これまで紹介したBtoCやBtoBとは異なる特徴や業務フローをもつため、構築時には特化型のシステムを比較するようにしましょう。
EC Force
運営会社 株式会社SUPER STUDIO 特徴
・D2C特化型
・メーカーとして培った現場でのノウハウと、ビッグデータを掛け合わせたサービス
・複数ショップの一元管理にも対応
アプリのインストールが完了したら、次はアプリとインスタグラムとの連携を行います。
まず、インストール直後の初期画面から「Connect an Instagram Account」をクリックします。次にインスタグラムのログイン画面が表示されるので、そこにShopifyのサイトにフィードを埋め込みたいアカウントのログインIDとパスワードを入力します。
フィードの編集可能項目・FEED TITLE:フィードのタイトルの編集をする
・POST SPACING:インスタグラムの投稿画像の間隔を調整する
・ON POST CLIK:投稿画像がサイト上でクリックされた時のページの挙動を調整する
・NUMBER OF ROWS:インスタグラムの投稿画像の行数を調整する
・NUMBER OF COLUMNS:インスタグラムの投稿画像の列数を調整する
「Instagram shop by SNPT」はInstagramに投稿された動画や画像をそのままストア内にフィード表示させることができるアプリです。また、ストア運営者はその動画や画像に商品の購入ページへ遷移させるためのリンクを付与することもできます。ストア運営者はこれらの機能を活用し、実際に商品を利用した方の投稿を自動でストア内に表示させることにより、ユーザーの購買威容を向上させることができます。