art-trading のすべての投稿

art-trading について

EC・WEBサイトの制作・運営代行からEC物流サポートまで、アートトレーディング株式会社が幅広くお手伝いします。

「BASE(ベイス)」使い方総まとめ!出店方法や便利な機能を詳しくご説明します!(テスト)

自分のネットショップを持ちたい、そんな方にお勧めのサービスが「BASE(ベイス)」です。名前はご存じの方も多いと思いますが、実際BASE(ベイス)にネットショップを開設する際の料金体系や出店方法は知らない方が多いのではないでしょうか。今回は、BASE(ベイス)でのネットショップの出店方法とショップのカスタマイズ方法、運営に必要な便利機能など、BASE(ベイス)の使い方をご紹介していきます。

この記事を書いた人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

ECサイト作成・運営代行ならアートトレーディング

BASE(ベイス)とは?

「ネットでお店を開くならBASE」のCMでおなじみの「BASE(ベイス)」は、誰でも簡単・無料でネットショップを作成できるサービスです。

BASEでショップを開設すると、決済機能(BASEかんたん決済)やショップのデザイン、解析ツールなど、ネットショップの運営に必要な機能を、無料で利用することができます。シンプルな操作でネットショップの運用ができるので、Web技術のないネットショップ初心者でも、気軽に開設可能です。また、今まで費用・工数などの問題で、ネットショップ開設が困難だった方にも、手軽に利用していただけます。

そんなBASEですが、運営会社である株式会社BASEによれば、2020年12月8日に130万ショップを突破したようです。EC需要が高まる社会背景と、コロナ禍の影響もあり、Micro, Small & Medium Businessに最適なサービス設計を行っているBASEは、今後も多く人に利用されていくでしょう。

BASE(ベイス)利用にかかる手数料は?

BASEでネットショップを開設する際に、費用はかかりません登録料や月額利用料・年会費等は一切かからないので、完全無料でお店を開設することができます。

初期経費が無料なら、いったいどこで費用が発生するのでしょうか。実は、BASEは、商品が売れた際にのみ手数料が発生するシステムとなっています。逆に言えば、商品が売れるまでは、無料でリスクなく利用できるということになります。

かかる費用は以下の通りです。

 

商品が売れた際の各注文毎の売り上げ手数料・売り上げ手数料【注文の合計金額(商品代金+送料)の3%】
・BASEかんたん決済利用料【注文の合計金額(商品代金+送料)の3.6%+40円】
振込申請時の手数料振込・振込手数料【一律250円】
・事務手数料【振込申請額が2万円未満の場合→500円/振込申請額が2万円以上の場合→0円】


ショップの売上金は、一時的にBASEに預ける形になります。振込申請とは、その売上を引き出すための手続きのことを指します。

無料のイメージが強いBASEですから、手数料がいくつかかかると聞いて残念に思った方もいるかもしれません。しかし、手数料がかかってでも利用したいサービスがBASEにはあるのです。それが、「BASEかんたん決済」です。

BASEかんたん決済は、クレジットカード、コンビニ・銀行振込、後払い、キャリア、PayPal(ペイパル)の6つの決済方法に対応したエスクロー決済です。つまり、BASEが、各ショップオーナーと決済主である買い手の仲介役をしてくれるということです。

通常、ネットショップ運営でクレジットカード決済を導入したい場合、各ショップオーナーが、自分で各クレジットカード会社に審査を通す必要があり、審査には日数がかかるうえに必ず導入できるとも限りません。

そこで、BASEかんたん決済ならば、BASEに申請をするだけでクレジットカード決済の導入が可能なので、非常に便利なサービスであると言えます。

参照:BASE「BASEでショップを運用するときにかかる費用まとめ」

BASE(ベイス)を利用する注意点

集客力が弱い

BASEは、他ECモールに比べて出店が簡単なためライバルも多いです。出店するだけでは集客は見込めないので、検索から顧客を獲得することができるようにSEO対策など、自力での集客施策が必要になってきます。

BASE(ベイス)では売ってはいけないものが存在する

BASEは有形の商品の販売に特化していると公言しています。無形商品も販売できなくはないのですが、証明となる有形物(チケットや領収証など)の送付が必須になります。また、金融系情報商材やツール、寄付・募金などが登録禁止となっています。アンティーク小物や古着といった中古品の販売にも、事前に古物商許可申請が必要です。

本格的なECには不向き

BASEの料金体系は、本格的な商品販売には不向きです。売上金額から一定の率でサービス料を支払うので、月額や年会費などとは違い売れれば売れるほど利用料がかかります。

デザインや機能にこだわりたいならShopify

Shopifyでは無料のものを含め100種類以上のテンプレートがあり、テンプレートから細かなカスタマイズまで選択できるため、自社のストアイメージを確立することができアクセス数増加につながる可能性があります。

ECサイト作成・運営代行ならアートトレーディング

BASE(ベイス)のネットショップ出店方法

STEP1:ショップアカウント作成

BASEでネットショップを開くため、まずはBASE登録画面からアカウント登録をしましょう。

こちらのページで、

メールアドレス
パスワード
ショップURL

を入力します。

メールアドレス
BASEからのお知らせや、お客様からの問い合わせが届くメールアドレスになるので注意しましょう。新しくBASE運営用にメールアドレスを発行しておくのも良いでしょう。また、メールアドレスは、登録した後に変更することも可能です。

パスワード
今後、BASEにログインする際に必要です。こちらも、登録後の変更は可能です。

ショップURL
BASEで設定できるURLは、

https://〇〇〇(好きな文字列).△△△.△△ (10種類のドメインから選択)

ショップURLはずっと使う物なので、注意して設定しましょう。ショップカードや名刺に記載することもあるかもしれません。ショップ名と同じ文字を選んだり、お店の内容がイメージできる様にしたりしましょう。

また、ドメイン名は11種類から選ぶ事ができます。こちらも、作成するショップの目的やイメージに合わせて選びましょう。登録後であれば、独自ドメインに変更することも可能です。

選べるドメイン名・thebase.in
・base.shop
・shopselect.net
・base.ec
・theshop.jp
・handcrafted.jp
・fashionstore.jp
・buyshop.jp
・supersale.jp
・official.ec
・kawaiishop.jp

ハンドメイド品のショップであれば「handcrafted.jp」、公式ショップサイトであれば「official.ec」のように選択することが可能です。

これら3つの入力が終わったら、「無料でネットショップを開く」をクリックしてアカウント仮登録を完了させましょう。

「反社会的勢力でないことの表明・確約に関する誓約書」画面に切り替わるので、こちらの誓約書の内容をよく確認し、問題なければ、チェックを入れて同意してください。

誓約書に同意後、あなたのショップアカウントの作成が完了します。この時点では、まだあなたのショップは非公開の状態です。

STEP2:メールアドレス認証

ショップアカウント作成後、最初に行うのはメールアドレス認証です。メールアドレス認証

登録したメールアドレスに、BASEからメールが届きます。

送信元アドレス:noreply@thebase.in
タイトル:【BASE】新規登録のお知らせ

こちらのメールに貼られたリンクをクリックすることで、メールアドレス認証は完了です。 メールアドレス認証

STEP3:運営に関する情報の設定(特定商取引法に関する表記)の入力

メールアドレス認証が完了すると、運営に関する情報の入力画面に切り替わります。運営情報

情報入力

ここで入力しなければならない情報は、以下の通りです。

入力事項①個人・法人区分
②事業者の氏名
③事業者の所在地
④事業者の連絡先(電話番号)※1
⑤その他(営業時間・定休日)※2
⑥販売価格について
⑦代金の支払い方法・時期
⑧役務または商品と引き渡し時期
⑨返品についての特約に関する事項
※1.電話番号認証をすると、ショップの特商法のページに認証済みマークが表示されます。
※2.扱う商品によっては、許認可番号と管理責任者名の記載が必要です。

入力が終わったら「保存する」をクリックして次に進みましょう。⑤~⑨までは、デフォルトの値が既に入力されているので相違がある場合は入力し直しましょう。後ほど変更も可能です。

STEP3:お支払方法を選択

BASE内での決済のことを「BASEかんたん決済」と言います。この決済方法は、必要事項を入力するだけで導入可能です。お支払方法お支払方法

導入のための必要事項は以下の通りです。

導入のための入力必要事項・決済方法
・後払い決済利用申請
・屋号
・事業者情報
・お住まいのご住所(個人事業主であれば住民票に記載されている住所を入力/法人であれば代表者個人の住所を入力)
・ショップカテゴリ

入力したこれらの情報は、申請上必要ですが、サイト上に公開されることはありません。入力が終わったら「保存する」をクリックすれば、ショップアカウントの作成は完了です。

 

BASE(ベイス)でネットショップ開設準備

ここまでの情報入力が済めば、ショップの公開が可能です。しかし、まだあなたのお店は出品された商品がない、サイトデザインがデフォルトのまま、という状態ではないでしょうか。ここからは、BASEでネットショップをカスタマイズしていく方法をご紹介します。

BASE(ベイス)に商品を登録する

メニューの「商品管理」から「+商品を登録する」をクリックし、こちらのページを開きます。ホーム画面に、「商品を登録しましょう!」のアイコンがあれば、そこからも遷移可能です。商品登録

商品画像や説明・価格の入力をしていきます。

商品画像は最大20枚まで追加できますが、メインで表示したい画像は、一番左側に設定しましょう。写真をドラッグすれば並び替えが可能です。また、後から変更を加えることもできます。

サイズやカラー展開が複数ある商品なら、在庫数の欄で「種類を追加する」をクリックすれば追加が可能です。それぞれのサイズ・カラーでの在庫設定ができるようになります。

商品の公開後は、ショップオーナーが自由に削除・非公開状態にすることができます。

以上で商品登録は終了です。とても簡単ですね!登録が簡単な分、商品撮影等に力を入れてみましょう。

サイトデザイン編集

BASEの大きな強みでもある、サイトデザイン機能についてご紹介します。
BASEでは、HTMLやCSSの使い方がわからなくても、サイトデザインを自由にカスタマイズできる機能が揃っています。デザイン編集

テーマ
無料で使えるデザインが17種類用意されています。また、「BASE DESIGN MARKET」では、有料デザインも購入可能です。

パーツ
画像やテキストの挿入だけでなく、SNSバナーや送料説明などもここから挿入・変更が可能です。

ショップロゴ
自分のショップのロゴ編集ができます。画像をアップロードすることもできますし、BASEのショップロゴ作成Appを使えば、新たにショップロゴを作成し使用することが可能です。

ナビゲーション

スタイル

背景

また、BASEではデフォルトでモバイルテーマを自動適応する設定になっているので、モバイルテーマの作成に手間はかかりません。

他にもBASE(ベイス)でできること

販促管理


販促管理BASEのショッピングアプリと連携すると、ショップのフォロワー向けにプッシュ通知を行えます。セール予告やクーポンのお知らせなどに使いましょう。また、SNSでの投稿・フォローリンクの発行も、このページから可能です。

データ

データここでは、注文に関する分析から、web閲覧に関する数値までを簡単にみることができます。ショップ運営において必要な情報を、一目で掴むことができ、ショップの強みや力を入れるべき点を分析することが可能です。また、集客施策を検討するための情報も揃っていて、ネットショップ初心者にもわかりやすく記載されているため、活用するべきコンテンツであると言えます。

BASE(ベイス)の便利なApps

BASEでは、ネットショップの機能を拡張するときには、このAppsを使います。Appsはショップページに設定を追加したり、便利な機能を追加できる機能です。BASEのAppsには、BASE独自で開発した「Official Apps」と、企業と連携した「Connect Apps」があり、種類も様々ですがそのほとんどを無料で使うことができます。

Appsは、Appsページから簡単にインストールでき、インストール後は自動的にショップに適用されます。

今回はその中から、最低限入れておきたいAppsを紹介します。

・ショップのルール設定Apps

ショップ設定これらをインストールすることにより、ショップに商品検索機能を追加したり、英語対応にしたりすることができます。

送料詳細設定このAppsは、商品配送の際の送料を地域や値段に応じて細かく設定する機能になります。任意の配送設定をいくつか保存しておくことができるので、ぜひインストールしておきたいAppsです。

・商品ルール設定Apps

商品設定出品された商品の設定や、数量制限や抽選販売など販売に関してのルールも設定することができるAppsです。

カテゴリ管理カテゴリ管理商品のカテゴリを設定しておくことで、ショップ訪問者が欲しい商品にたどり着きやすくなります。ECサイトでは基本的な機能と言えるでしょう。

ラベルラベル出品商品が多いショップや、一押し商品があるショップにおすすめのAppsです。ラベル管理により、商品ページが見やすくなり、一押し商品をさらに目立たせることができます。

・集客Apps

集客

SEO設定SEOショップ内の各ページごとにSEO設定が可能になる便利なツールです。この設定をしておかないと、GoogleやYahoo!などの検索エンジンサイトで、自分のショップをアピールすることができません。

・売上向上Apps

売り上げこれらのAppsでは売上向上のための各種施策を拡張することができます。クーポンの発行やセールの設定、メールマガジンの配信など重要な機能が多いです。

レビューレビューECサイトの強みともいえるレビュー機能を追加するためのAppsです。レビュー機能はショップの信頼に繋がる重要な機能ですから、必ずインストールしたいところです。

Instagram販売InstagramBASEの商品とインスタグラムを連携することで、インスタグラムから商品販売ページへ直接リンクさせることができる機能です。実は、この機能がBASEの大きな強みの一つで、商品の魅力をアピールするのに最適なインスタグラムを集客施策に取り込めることは、あなたのショップに大きな影響を与えること間違いなしです。

・課題分析ツール・運営効率化ツール

これらは、ショップの運営を拡大させていく中でショップオーナーの仕事を各段に楽にしてくれるAppsです。

Google Analytics設定ショップの訪問者の行動を分析することができます。集客施策を立てる際に必須Appsです。

納品書ダウンロードワンクリックで納品書をダウンロードすることができるので、ショップオーナーの事務作業を短縮してくれます。

この他にも、オリジナル商品を作成することができるAppsや、Googleのプロモーションコードのプレゼントなど、様々なサービスを利用することができます。

まとめ

BASE(ベイス)でのショップ開設はとても簡単です。集客力が弱いというデメリットはあるものの、各AppsやInstagram連携で改善可能です。ECサイトを利用して買い物をする人はどんどん増えてきています。この機会にぜひBASE(ベイス)を使ってネットショップを開設してみてはいかがでしょうか。

関連記事

・東京・大阪のECサイト制作会社20選を徹底比較!失敗しないための選定ポイントとは?
・BASEの手数料について徹底解説!BASEの概要や手数料の種類・計算方法まで詳しくご紹介!
・無料で利用できるネットショップ開設サービスを紹介!主要サービスの手数料や機能の比較、事例の紹介をします。

ECサイト制作ならアートトレーディング

ECサイト制作ならアートトレーディング

世界170か国以上のNo.1シェアを誇るグローバルECプラットフォーム「shopify」を導入した自社ECサイト制作をご提案いたします!

当社は、15年以上の実績・100社以上のECサイト構築運用 経験でお客様のお悩みを解決してまいりました。

新規のECサイト制作、既存サイトからの移転・乗り替えだけでなく、運営代行・コンサルティング・在庫連携・物流まで幅広くサポートが可能です。

EC支援といってもお客様の状況はさまざまです。これからECサイトを展開したい、サイトはあるが販売促進のノウハウが欲しい、スタッフが足りなくて人手が欲しい等々…。

現在の状況を分析し、ニーズに合った提案を行い、実践し、ECサイトだけでなくお客様ともども成長していただけるような支援を行います。

ストアーズ(STORES)とは?評判やメリットを他社サービスと比較して徹底解説します(テスト)!

近頃、自分のネットショップを開設してみたいという方が増えています。そこでおすすめしたいサービスがストアーズです。ストアーズは無料テンプレートが豊富で、手数料が業界最安値のため多くの方に支持されています。ネットショップを開設してみたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

ECサイト作成・運営代行ならアートトレーディング

ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社(STORES.jp, Inc.)とは?

ストアーズとはSNS感覚で手軽にネットショップを開設できるプラットフォームです。

PCだけではなくスマホでの制作も対応しているので、PCを持っていないという方でも気軽に始めることができます。またストアーズでは、毎月10000店以上のネットショップが新規開設されていて、多種多様なユーザーに支持されるサービスを提供しています。

ストアーズ(STORES)の評判

ストアーズはネットショップを開設する多くの方達から支持されています。理由は3つあります。

第1に、ストアーズは初期費用と月額費用がかからないので、費用面のリスクを抱えることなく商品の販売をスタートすることができます。

第2に、ストアーズは洗練されたおしゃれなデザインの無料テンプレートが48種類提供されています。よく似たサービスにベイスがありますが、ベイスは無料で使えるテンプレートが11種類で限られた中から選択する必要があります。一方でストアーズは、豊富な選択肢の中からデザイン性に優れた無料テンプレートを選べるという点で、人気があります。

第3に、ストアーズはInstagramと連携できる機能があります。特に優れているのが、Instagram画像連携ツールです。このツールを使用すれば商品を登録する際に、Instagramに投稿されている画像を転送して直接使用することができます。この機能を活用することで写真フォルダから画像を探す手間を省けます。

ストアーズ(STORES)のメリット

ストアーズは、これからショップ開設を始めたいという方にとって嬉しいメリットがいくつかあります。その中でも特に注目したいメリットを解説します。

本格的なネットショップを簡単に制作可能

ストアーズでは、専門的な知識がなくても自分が作りたいと思うネットショップを簡単に作ることができます。本格的で美しいデザインのテンプレートが48種類用意されているため、その中からお気に入りのデザインを見つけられるでしょう。

またSNSのアカウントを作成するように、メールアドレスやパスワード等の必要事項を記入することで簡単にネットショップを制作することができます。今までは、自社でネットショップを作るとなると専門業者に委託したり、莫大な費用がかかったりと心理的なハードルが高く大変なことが多くありました。ところが、ストアーズが登場したことにより、開設に必要な作業が大幅にカットされたので、その結果多くの方が気軽にネットショップを開設できるようになりました。

無料プランで始めればリスクを抑えることが可能

ストアーズは初期費用0円で始めることが可能です。そのためショップを開設するかどうか悩んでいるような方でも、リスクを抱えることなくスタートすることが可能です。

また扱う商品の数や売上金額が増えてきた場合は、スタンダードプランにアップデートすれば、より一層機能を充実させたネットショップにすることができます。

手数料が業界最安値

ストアーズの手数料は比較的低めに設定されています。ネットショップを制作できるプラットフォームの多くは、ネットショップの作成自体は無料でできますが、商品を取引する際には手数料がかかります。手元に利益を少しでも多く残すためには、慎重にショップ選びをする必要があります。

ストアーズでかかる決済手数料は、フリープランが売上の5%で、スタンダードプランだと3.6%です。売上金額が増えてくると、支払う手数料の額にも大きな差が生まれます。売上金額が多い場合には、スタンダードプランを使った方がお得なこともあるので、適宜プランを再検討するとよいでしょう。

手数料に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

ストアーズ(STORES)のデメリット

ストアーズには多くのメリットがある反面、デメリットもいくつか存在します。そのうちの2つを解説します。

集客対策が必須

ネットショップで商品販売する際において重要なのが集客です。知名度がない最初のうちは集客対策をしないとうまくいかない可能性が高いです。ストアーズでは、毎月10000万点以上のネットショップが始めているので競争が激しいです。

具体的な方法としては、SEOからの流入やSNSを活用した集客の方法があります。商品によっては適切な媒体が変わってくるので、ショップで販売する商品に合わせて選ぶ必要性があります。

HTMLとCSSの編集ができない

ストアーズではHTMLとCSSの編集をすることができません。HTMLとCSSの知識があれば、自分の好きなように世界に一つだけのデザインを作ることができます。自分でデザインすることができれば、思い通りのマーケティング施策を行うことも可能となります。

デザインや機能にこだわりたいならShopify

Shopifyでは無料のものを含め100種類以上のテンプレートがあり、テンプレートから細かなカスタマイズまで選択できるため、自社のストアイメージを確立することができアクセス数増加につながる可能性があります。

ECサイト作成・運営代行ならアートトレーディング

トラッキング拒否 [iPhone]

「iPhone」などのOSが搭載されている端末を利用している場合は、最新で強力なトラッキング防止機能を有しているのであまり心配する必要はないでしょう。そのため、アプリケーションを利用する際に、不用意に位置情報などの権限を付与しないことに注意する必要があります。

ストアーズと他社サービスの比較

今回はストアーズとよく比較されることの多いBASE(ベイス)との比較をします。

ベイスとは、誰でも簡単にネットショップを制作できるサービスです。始めてネットショップを開設する方でも気軽に始めることが可能です。「ネットでお店を開くならベイス」というCMで知られています。

ベイスについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ストアーズとベイスは、ほぼ同時期に始まったサービスで、当時は先にサービスを開始したストアーズが人気でしたが、販売数量に制限のないベイスの方に利用者は流れていきました。ところがストアーズも2019年7月に、5点までだった販売数量を無制限に拡大したことによって、再び注目を集めました。

現在では、両サービスともに出店店舗数が80万店舗を超えていることから、どちらも利用者に支持されていることがわかります。

費用の比較

まずはストアーズとベイスの費用面の比較です。

BASE ストアーズ(フリー) ストアーズ(スタンダード)
初期費用 0円 0円 0円
月額料金 0円 0円 1980円
販売手数料 6.6%+40円 5% 3.6%

 

ストアーズ、ベイスともに初期費用と月額費用は無料です。一方でストアーズは、無料で利用することができるフリープランと、有料のスタンダードプランの2種類が用意されています。スタンダードプランにすることで、ネットショップの自由度と機能性を向上させることができます。具体的には、独自ドメインが使用できることに加えて、より詳細なアクセス解析やサービスロゴの排除など、運営する上で便利な機能が追加されます。

デザインの比較

次にストアーズとベイスのデザイン面の比較です。

まずはベイスのデザインです。ベイスは無料のテンプレート11種類と有料のテンプレート45種類を提供しています。無料のテンプレートはシンプルで見やすいデザインが特徴です。しかし、凝ったデザインをしたい方や機能を追加して使用したい方には、少し物足りないものとなっています。一方で、有料テンプレートはウェブデザインのプロによって作られたものなので、デザインと機能性が高く非常に使いやすいものとなっています。価格は5000円~13000円程度のものが用意されています。

またベイスは、HTML とCSSを使ってカスタマイズすることが可能です。ウェブデザインの知識がある方なら、自由自在なネットショップを作ることができます。

次にストアーズのデザインです。ストアーズは無料のテンプレートを48種類提供しています。ファッションやアクセサリー、雑貨などさまざまな用途にに合わせたテンプレートが提供されているので、ショップのブランディングに合わせたネットショップの作成が可能です。

総括すると、ネットショップ開設をはじめて行う方にはストアーズがおすすめです。一方で、HTML やCSSなどといったウェブデザインの知識がある方は、自由自在にデザインできるベイスがおすすめです。また費用面で余裕がある方は、デザイン性と機能性に優れたベイスの有料テンプレートを使用してみてもいいかもしれません。

機能の比較

最後にストアーズとベイスの機能面の比較をいたします。

まずは、ベイスの解説です。
ベイスでは商品のデザインをアップロードするだけで、スマホカバーやTシャツなどを制作することができます。またベイスの場合は1つから制作可能なので、在庫を抱えるリスクを抑えてオリジナル商品を作ることができます。

またベイスは、Canvath(キャンバス)といった外部のオリジナルグッズ制作サービスと連携することができるので、スマホケースやTシャツだけではなく、さまざまなオリジナル商品を作ることが可能です。

次にストアーズの解説です。
ストアーズはファッションコーディネートアプリのWEARと連携することができます。WEARはファッションサイトZOZOTOWNが運営するファッションコーディネートアプリで、累計登録会員数が1000万、月間アクティブユーザー数が2000万人を突破した人気のアプリです。

WEARでの知名度が上がれば、ネットショップの売上向上が期待できます。また、WEARはファッションコーディネートアプリなので、衣類やアクセサリーのアイテムを販売しているネットショップなら、ベイスではなくストアーズを利用した方が売上を伸ばせる可能性が高いです。

ストアーズ(STORES)の登録方法


こちらのウェブサイトの右上にある「まずはアカウント作成」というリンクをクリックしてください。そのページでメールアドレスとパスワードを入力すると、会員登録が完了します。 Facebookのアカウントを使用して登録することも可能です。

参照:STORES

ストアーズのログイン画面

ストアーズでログインをしたい方もこちらの画面から行います。
参照:STORES

ストアーズの決済アプリのダウンロード方法

ストアーズはスマホアプリを利用して決済することが可能です。

iphoneをご利用の方は以下の画面からダウンロードすることができます。
Apple IDが必要です。


参照:iphoneストアーズ決済アプリダウンロード

Android端末をご利用の方は以下の画面からダウンロードすることができます。Googleアカウントが必要です。

参照:Androidストアーズ決済アプリダウンロード

ストアーズのショップ検索方法

ストアーズで自分が欲しい商品を検索したい場合はこちらのリンクで検索することができます。

参照:ストアーズのショップ検索

ストアーズでお買い物をする方法

ストアーズでお買い物する方法を簡単にご紹介いたします。

①上記の「ストアーズのショップ検索方法」でご紹介したように、商品検索ページで欲しい商品を検索します。

②商品ページから「カートに入れる」をクリックすると、「ログインして購入する」と「ゲスト購入する」の選択肢が表示されます。

③「ログインして購入する」と「ゲスト購入する」のどちらかを選択して手順を進めると、お客様情報入力画面が表示されます。お支払い情報を入力し終わったら、入力した情報に間違いがないか確認して注文完了です。

まとめ

ストアーズは工夫すれば初期費用0円でスタートできます。初めてネットショップを開設する方には大変おすすめのプラットフォームです。またショップデザインが直感的で簡単に操作できるため、デザインの知識がなくても気軽に作成することが可能です。まずは無料会員登録から始めてみてはいかがでしょうか。

関連記事

・東京・大阪のECサイト制作会社20選を徹底比較!失敗しないための選定ポイントとは?
・ストアーズ(STORES)の手数料を徹底解説!各種手数料や計算方法、ショップ成功事例もご紹介!
・shopifyとは?評判やメリット、他プラットフォームとの比較まで!徹底解説します

 

ECサイト制作ならアートトレーディング

ECサイト制作ならアートトレーディング

世界170か国以上のNo.1シェアを誇るグローバルECプラットフォーム「shopify」を導入した自社ECサイト制作をご提案いたします!

当社は、15年以上の実績・100社以上のECサイト構築運用 経験でお客様のお悩みを解決してまいりました。

新規のECサイト制作、既存サイトからの移転・乗り替えだけでなく、運営代行・コンサルティング・在庫連携・物流まで幅広くサポートが可能です。

EC支援といってもお客様の状況はさまざまです。これからECサイトを展開したい、サイトはあるが販売促進のノウハウが欲しい、スタッフが足りなくて人手が欲しい等々…。

現在の状況を分析し、ニーズに合った提案を行い、実践し、ECサイトだけでなくお客様ともども成長していただけるような支援を行います。

トラッキングとは?メリットや追跡を防ぐトラッキング拒否、許可も含めてご紹介!(テスト)

ECサイトやブログといったWebサイトを運営する上で、サイト訪問者のニーズを把握することは極めて重要です。現在では、インターネット技術の発展により、サイト運営者はサイト閲覧者がサイト内でどのような動きをしたのか、日ごろからどのようなWebサイトを利用しているのかを追跡することができます。この記事では、そうしたインターネット上の追跡を意味するトラッキングについてご紹介致します。

この記事を書いた人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

ECサイト作成・運営代行ならアートトレーディング

トラッキングとは?

トラッキングとは、特定のユーザーのサイト内、及びサイト外での動きを追跡し分析することを指すマーケティング用語です。一般的にはサイト内でトラッキングが行われ、どこの項目をどの程度の時間閲覧したか、また、どのページがコンパージョンに繋がりやすかったのかをデータ化し分析をします。

そのため、多くのサイト運営者はトラッキングから得られた情報からサイト内の問題点を見つけだし、改善することに役立てています。

また、「サードパーティCookie」など機能を利用すれば自分の運営しているサイト以外に、どのようなサイトを利用したのか分析することもできます。加えて、スマホアプリはトラッキングに利用されやすく電話帳や写真、GPSといった情報についてアクセス権限を付与した場合は情報が抜き取られトラッキングに利用されます。

トラッキングを使い追跡を行うメリットとは?

ECサイトなどのWebサイトを運営する際に、サイト閲覧者が多いのもかかわらずなかなかコンバーションに繋がらないというトラブルはよく生じます。

このようなケースを抱えている場合は、特にトラッキングを行ってみるといいでしょう。トラッキングを行うことによりサイト閲覧者の動きを把握できることから、コンバージョンレートを上げるための改善点を見つけることができます。

加えて、マーケティングオートメーション(MA)はトラッキングから得られる情報を活用し行われています。さらにコンバージョンレートを向上されたい方や作業コストを抑えたい方にはマーケティングオートメーションを利用することをおすすめします。

また、Web広告を利用している場合にもトラッキングは利用することができ、例えば「ワードα」と「ワードβ」の二つのWeb広告を出していたと仮定します。

この二つのワードの広告費などを含んだ総コスト、クリック数、コンバージョン数、コンバージョンレート(コンバージョン率)は以下の通りとします。

ワードα ワードβ
総コスト(円) 600,000 200,000
クリック数(回) 3,000 5,400
コンバージョン数(回) 120 90
コンバージョンレート(%) 8 3.4

このデータから読み取れるは以下の通りです。
・クリック数は2,400回ほど「ワードβ」の方が多い
・コンバージョン数は30回ほど「ワードα」の方が多い
・コンバージョンレートは「ワードα」の方が4.6%高い

加えて、Webマーケティングでは広告の費用対効果を計算するために、このデータから1コンバージョンあたりに掛かったコストを表すCPA(Cost Per Action)を計算します。

そうすると「ワードα」のCPAは5,000円で、「ワードβ」のCPAは2,222円となり、「ワードβ」の方が1コストあたりに掛かるコストが低く費用対効果が高いことが分かります。

トラッキングのやり方

トラッキングを行うツールがさまざまあります。特に多く利用されるのが「Cookie」です。「Cookie」とは、WebサーバーからユーザーのWebブラウザに送られるユーザーデータを保存しておくためのファイルのことを指します。SNSやECサイトに一度ログイン情報を入力した場合、もう一度同じサイトを訪れた際に、同じ情報を入力せずにログインできた経験はありませんか?

それは、「Cookie」に訪問履歴が保存され、再度サイトに訪れた時に同じ人物だと認識されたためです。

この「Cookie」には2つ種類があり「ファーストパーティCookie」と「サードパーティCookie」に分かれています、それぞれトラッキングに利用されるツールです。

ファーストパーティCookie

「ファーストパーティCookie」とはユーザーがアクセスしているドメインが発行している「Cookie」のことを指します。例えば、ユーザーが洋服を購入するために、アパレル系のECサイトを利用していたとします。その際にECサイトではユーザーIDや購入情報を保存するために発行される「Cookie」が「ファーストパーティCookie」です。

また、「ファーストパーティCookie」はトラッキング拒否をされにくいため、トラッキングを行う際はよく使用されます。

サードパーティCookie

「サードパーティCookie」はユーザーが訪問しているサイトのドメイン以外から発行された「Cookie」のことを指します。「サードパーティCookie」を利用した場合、複数のドメインを共有することが可能で、複数サイトにまたがってユーザーの興味や行動を収集することができます。

そのため、「サードパーティCookie」は広告を作成するときに使用されることもあります。しかし、Googleは「サードパーティCookie」のサポートを2022年までに廃止することを発表しました。理由はプライバシー保護の観点から不適切と判断したためと言われています。

ブラウザフィンガープリント

「Cookie」以外にもトラッキングを行うことは可能であり、「ブラウザーフィンガープリント」などの技術が使用されます。「ブラウザーフィンガープリント」とは、ブラウザから取得した情報を組み合わせたデジタル上の指紋のことを指し、個々の利用者を特定するのに使われます。

「Cookie」よりはユーザーの識別精度は劣りますが、トラッキングを行う際にはよく使用される技術です。また、「Cookie」を使用せずにトラッキングを行う場合は他にもさまざま方法があり、「SensorID」という技術ではスマートフォンに備わっているジャイロセンサーや磁気センサー、加速度センサーといったデータを解析することで個人を識別します。そのため、異なるサイトやアプリでも行動を把握することができます。

スマホにおけるトラッキングとは?

トラッキングは、スマートフォン上のアプリやブラウザでも行われています。
スマートフォンでよく行われるトラッキングの仕組みには以下の2つがあります。
・広告識別子
・Sensor ID

広告識別子とは

広告識別子とは広告IDとも呼ばれ、広告配信のためにのみ使われるスマホ端末を認識するためのIDのことです。広告識別子にはiPhoneなどのiOS端末で使用される「IDFA」とAndroid端末で利用される「AAID」が存在します。
Cookieとの最大の違いは、トラッキングを行う単位にあります。Cookieはブラウザー単位でトラッキングを行いますが、広告識別子は端末単位で行います。
このことによって、Cookieで行うよりもより細かいセグメントでの広告分析が可能になります。

Sensor IDとは

Sensor IDとは、「加速度センサー」や「ジャイロセンサー」などのスマートフォンに搭載されているセンサーの仕組みを細かく分析することによって行うトラッキングのことです。
Sensor IDは数あるトラッキングの仕組みの中でも最新のもので、この技術の活用によってインターネットの利便性を上げるために消費者行動データのより高度な分析を可能にします。

トラッキングに対する近年の風潮とは?

トラッキングの発達によって生じるセキュリティリスクを危惧する声は、世界中で年々高まりを見せています。
2018年にはEUで一般データ保護規制が試行され、Cookieの取り扱いへの規制がより厳密なものになりました。日本でも2020年には個人情報保護法が改正され、Cookie 情報の取り扱いの見直しが進んでいます。

トラッキングを行うと危ないのか?

トラッキングはユーザーの行動を分析し、ユーザーによってより快適なインターネット体験を、企業にとってはより効果的なマーケティング施策を打ち出すためのデータを提供します。
一方で、トラッキングを行うことによって生じるリスクも存在します。その代表的なものが「セッションハイジャック」です。
以下では、セッションハイジャックについて詳しくご説明していきます。

セッションハイジャックとは?

まずITにおける「セッション」とは、Webサーバーとブラウザー間におけるアクセスの開始から終了までの一連の通信のことです。
「セッションハイジャック」とはこのセッションでやり取りされている情報を窃盗し、本人に成り代わって通信を行うというサイバー攻撃のことを指します。
セッションハイジャックは、セッションIDというWebサーバーがユーザーのセッションを認識するための識別子を窃盗することによって可能になります。
セッションIDの窃盗はCookieなどのトラッキングシステムに蓄積している情報を攻撃することで行われるので、トラッキングが行われている限りセッションハイジャックの被害にある危険性があります。

トラッキングの安全な利用には個人情報の管理能力が必要

近年ではスマートフォンやPC、利用しているデバイスに限らず簡単に様々なWebサイト、ECサイトを閲覧でき簡単な操作で上品を購入することができます。
しかしそのようなインターネット利用の中では、ユーザーの気づかないところで位置情報や、よく閲覧しているSNSの画像、広告識別子などが取得されデータとして送信されています。
利用中のアプリやWebサイトからのトラッキング許可の要求をむやみに受け入れるだけでなく、そのアプリやWebサイトに情報を開示することが本当に必要かどうかよく検討する必要があります。

このようにトラッキングには様々なリスクが生じますが仕組を理解して正しい利用すれば、インターネットの利便性を向上させ、自身のインターネット体験を改善してくれるシステムです。個人情報管理の面で一人一人に高い管理能力を持ってインターネットに接することが大切です。

トラッキングを許可すると?

アプリなどでトラッキングの許可をすると、以前閲覧したことのあるサイトやよく検索するキーワードに関する広告がアプリの使用中に出てくるようになります。
また位置情報なども検出し、その情報も加味した広告が表示されること多くあります。

トラッキング拒否をすると?

使用中のサイトやアプリで「トラッキングを拒否」の設定を行うと、過去のインターネットの利用履歴がサイトやアプリ側に渡らないようになります。
個人情報漏洩のリスクを低くすることができる一方で、そのサイトやアプリを使用しているときに全く興味の無い広告しか表示されなくなることがあります。
加えてパスワードやIDなどが必要な場合、本来であれば一度そのアプリやサイトを使用すればログイン情報としてIDやパスワードが記憶されます。
しかしトラッキングを拒否しているとログイン情報の記憶もされないときがあり、その場合はログイン時に毎回IDとパスワードを打たなければならないというひと手間が生じます。

トラッキングを拒否するには?

インターネット上の追跡を意味するトラッキングは設定を変更することで防ぐことができます。例えば、「Cookie」によるトラッキングを拒否したい場合は、「Safari」や「Google chrome」といった検索ツールの設定を操作すれば、簡単にトラッキングを拒否することができます。

トラッキング拒否をオンにすれば、トラッキングを拒否でき、反対にオフにすれば、トラッキングの対象となります。

トラッキングを拒否するにはオン・オフどっち?

iPhoneでトラッキングを拒否するにはどのような操作をすれば良いのでしょうか?結論、「Appからのトラッキング要求を許可」をオフにすればトラッキングを拒否することができます。

iPhoneでトラッキングを拒否する方法1.設定アプリを開き、「プライバシー」を選択する
2.「トラッキング」を選択
3.「Appからのトラッキング要求を許可」をオフの状態にする

トラッキング拒否 [iPhone]

「iPhone」などのOSが搭載されている端末を利用している場合は、最新で強力なトラッキング防止機能を有しているのであまり心配する必要はないでしょう。そのため、アプリケーションを利用する際に、不用意に位置情報などの権限を付与しないことに注意する必要があります。

また、トラッキングやウィルス感染の観点から、常に最新のバージョンにアップデートするといいでしょう。端末の設定から与えている権限に関して確認、管理することできるので、ぜひ一度確認し、整理してみるといいかでしょう。

トラッキング拒否 [Android]

「Android」を使用している場合は、アプリケーションに許可する権限に関して細かく設定することができます。「iPhone」などと同様必要最低限の権限を付与するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事ではトラッキングについてご紹介致しました。

トラッキングとは特定のユーザーのサイト内、及びサイト外での動きを追跡し、分析することを指し、Webマーケティングをする際によく使われます。

サイト運営者はコンバージョンレートや広告の費用対効果を上げるために、トラッキングを利用することができます。

この記事がECサイト運営やトラッキングを知る上でお役に立てれば幸いです。

関連記事

・ECサイト運営におけるセキュリティ管理の必要要件とは?情報漏洩のリスクからガイドラインまで徹底紹介!
・レコメンドエンジンについて詳しくご紹介します!種類や導入の際の注意点とは?
・シングルサインオンとは?仕組みや実装のメリット、デメリットなどをご紹介いたします。

 

ECサイト制作ならアートトレーディング

ECサイト制作ならアートトレーディング

世界170か国以上のNo.1シェアを誇るグローバルECプラットフォーム「shopify」を導入した自社ECサイト制作をご提案いたします!

当社は、15年以上の実績・100社以上のECサイト構築運用 経験でお客様のお悩みを解決してまいりました。

新規のECサイト制作、既存サイトからの移転・乗り替えだけでなく、運営代行・コンサルティング・在庫連携・物流まで幅広くサポートが可能です。

EC支援といってもお客様の状況はさまざまです。これからECサイトを展開したい、サイトはあるが販売促進のノウハウが欲しい、スタッフが足りなくて人手が欲しい等々…。

現在の状況を分析し、ニーズに合った提案を行い、実践し、ECサイトだけでなくお客様ともども成長していただけるような支援を行います。