Last Updated on 9月 16, 2021 by ART TRADING
Shopifyのブログ機能をご存じでしょうか。Shopifyでは、ネットショップを開設すると、なんとそのままブログ機能が使えてしまうんです。ブログ機能は、意外にもShopifyその他ネットショップのオーナーさんにとって、とても重要なツールです。今回は、そんなShopifyのブログ機能について、使い方や執筆機能をご紹介します。また、ブログ記事のSEO対策についても解説します。
Contents
shopifyのブログ機能
Shopifyとは?
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、Shopifyは現在世界で最も利用されているECプラットフォームです。Shopifyは世界175カ国、100万店舗以上のストアで利用されています。その背景には、初期費用無料や、高機能だがシンプルで使いやすい、高いデザイン性など様々なShopifyの魅力があります。そんなShopifyを運用していくにあたって、かかせない機能がブログ機能です。
Shopifyブログ機能の特徴は?
お客様のために、ビジネスや商品に関する最新情報をブログに投稿することができます。Shopifyのブログ機能は、シンプルで必要最低限のものしか搭載されていません。そのため、初心者の方でも簡単に扱うことができます。
Shopifyブログ機能を使うメリット
①サイト訪問者にとってのサイト価値を高められる
ストアページのみであれば、訪問者は商品の情報しか得られません。ブログ記事を活用することで、お店の情報や商品ページでは伝えきれなかった商品の裏話なども載せることができ、サイトの利用価値を高めることができます。
②訪問者との距離が縮まる・接点を持てる
サイト訪問者から見れば、ストアページからストアのオーナーの存在は見えにくいです。オーナーやスタッフが執筆したブログ記事を読むことによって、サイト訪問者がストア側の意図や思考を汲み取りやすくなります。サイトのブランディングにも繋がるでしょう。
③ストアページの補足ができる
商品ページに書ききれなかった商品の魅力や、具体例などの紹介もブログ機能を使えば可能です。イベントやキャンペーンの詳細なども、ブログで宣伝可能です。
④サイト規模拡大・SEO対策により露出を増やせる
ストアページのみに比べて、ブログ記事を活用しているサイトでは、サイト規模が大きくなります。ブログ記事は作成すればするほど規模は拡大し、コンテンツとして蓄積します。また、自由に記事が書け、定期的な更新もあるのでSEO対策が可能です。サイトのインターネット上での露出が増えれば、アクセス数も増えるでしょう。集客施策としても、ブログ記事は有効です。
Shopifyブログ機能の使い方
Shopifyのブログ機能の使い方は、とても簡単です。
まず、あなたのストアの管理画面にアクセスします。【オンラインストア→ブログ記事】と進むとブログ記事一覧ページにアクセスすることができます。既に執筆したブログ記事の編集も、このページから可能です。
ブログ記事一覧の【ブログ記事を作成する】から、ブログ記事の追加が可能です。ブログ執筆に使用できる機能もシンプルで使いやすくなっています。それでは、Shopifyの各ブログ執筆機能についてご説明します。
タイトル・コンテンツ
ここには、あなたのストアに関連したブログ記事を執筆しましょう。ニュースやお知らせ、ストアの商品紹介やストーリーなど、ブログ訪問者を顧客へ誘導できるような記事を執筆できます。
基本的な書式設定や、リンク・表・図・動画の挿入などブログ記事作成に必要な機能が揃っています。また、〈HTML〉編集も可能です。
ブログ記事を執筆したら、右下の【保存】から記事を保存しましょう。また、保存された記事は、非公開状態です。右上の【公開/非公開】からブログ記事を公開することができます。
抜粋
抜粋とはShopifyストア内で表示される、ブログの要約文のことです。抜粋を設定しないと、ストア内では、ブログ記事の本文が表示されてしまいます。ストア訪問者に見てもらいたい情報を、簡潔に抜粋に設定することでブログへの訪問につなげることができます。
こちらも、基本的な書式設定や〈HTML〉編集が可能です。
検索結果のプレビュー【ページタイトル】【説明】【URLとハンドル】
ここでは、検索ページ上での【ページタイトル】と【説明】、【URLとハンドル】が設定できます。これらは、Wordpress上での「メタキーワード」や「メタディスクリプション」と同じものです。
それぞれに、上位を狙いたいキーワードやアクセスボリュームの大きいクエリを織り込むことで、SEO対策を行えます。それぞれの文字数は、ページタイトルで70文字、説明で320文字までとなります。URLも自由に変更ができますが、デフォルトでは末尾に日本語でタイトルが入ってしまっているので、関連した英単語などに変更しましょう。
記事のサムネイル
ブログ記事のサムネイル画像を設定できます。ブログの雰囲気にあった画像を設定しましょう。サムネイル画像のサイズを揃えたり、文字を入れてみたりなどこだわってみましょう。
分類【著者】【ブログ】【タグ】
ここでは【著者】・【ブログ】カテゴリ、【タグ】を設定できます。執筆者の変更や、カテゴリ分け、タグ付けができるので、執筆者側からも訪問者側からも、目当てのブログ記事を探しやすくなり、ブログ記事の管理も容易になるのでぜひ設定しましょう。
Shopifyブログ記事SEO対策
Shopifyでブログ記事を制作することの、最大のメリットとしてはSEO対策ができることが挙げられます。ブログ記事が検索上位に上がれば、ストアの収益にも大幅に影響が出るでしょう。また、ブログ運営を行っていくにあたり、ブログ記事の内容範囲の決定や、コンテンツ追加計画を立てるのにも、SEO対策は一つの指標になります。
SEO対策とは?
SEO対策(Search Engine Optimization)とは、検索結果ページで自社サイトのを露出を多くするために行う対策のことで、検索エンジン最適化とも呼ばれます。SEO対策を行うには、人々がGoogleで多く検索しているキーワードや、その関連キーワードを盛り込んだり、信用できるサイトとして外部サイトに被リンクされるようにするなどの工夫が必要です。
Shopifyブログ記事でのSEO対策
Shopifyでストアを開いただけではお客様はきてくれません。なんらかの集客施策が必要ですが、ここで挙げられるのがブログ記事です。ストアのホームページや商品ページなどのタイトル・メタディスクリプションの設定も重要ですが、これだけでは集客施策としては不十分です。ストアページ以外のブログ記事を作成することで、自社コンテンツ数が増え、その分自社の露出機会も増やすことができます。
といっても、ブログ記事によるコンテンツマーケティングは、中長期的な計画になります。定期的に、継続して更新すること、作成に時間がかかること、既存記事のアップデートも行うこと、など、ブログ記事による集客施策は時間をかける要素が多いです。しかし、その分コストをかけずに行うことができます。また、作成したブログ記事は、蓄積していくのも特徴です。
自社商品を紹介しながら、並行して自社サイトの価値を高めることも可能ですので、ブランディングとしても有効です。他社との差別化も図ることができるでしょう。
ブログ記事のSEO対策・検索ボリュームの大きいキーワードと、その関連キーワードを盛り込む
・サイトの価値が上がるように、質の高いコンテンツを提供する(写真やリンクなど)
・重複は避ける(剽窃を疑われるとサイト価値が下がります)
Shopifyブログ記事執筆ポイント
SEO対策をしながら、自社商品の露出も行っていきましょう。
コンテンツ例・自社商品の紹介・解説記事
・自社商品のレビューや導入事例
・自社商品の開発ストーリーや裏技
・他社との比較やおすすめ〇選
ブログ記事作成時には、その記事のターゲットとするキーワードについて、関連キーワードや上位記事の内容を見てみると、質の高いサイトとして参考になるところがあると思います。ブログ記事でのSEO対策をしっかり行えば、コンテンツマーケティングとして有益な結果を得られるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Shopifyで自分のストアを大きくしていきたいという方は、ぜひブログ機能を活用してみてください。ネットショップの難点である集客や訪問者との関係性を改善してくれるのがブログ機能です。労力が必要で、中長期的な施策にはなりますが、Shopifyでは必要な機能が揃っていますので簡単に始めることができます。自社サイトのコンテンツを増やして、サイト価値を高めていきましょう。
関連記事
・Shopifyの運営にお困りなら、Shopify運営に長けたShopify Partner(パートナー)へ!Shopifyパートナープログラムについてご紹介!
・Shopifyでお問い合わせフォームをカスタマイズする方法とは?アプリでカスタマイズする方法 も含めてご紹介します。
・Shopifyにおけるチェックアウト機能とは? チェックアウトページの構築、カスタマイズ方法も含めて詳しく解説します。
ECサイト制作ならアートトレーディング
世界170か国以上のNo.1シェアを誇るグローバルECプラットフォーム「shopify」を導入した自社ECサイト制作をご提案いたします!
当社は、10年以上の実績・100社以上のECサイト構築運用 経験でお客様のお悩みを解決してまいりました。
新規のECサイト制作、既存サイトからの移転・乗り替えだけでなく、運営代行・コンサルティング・在庫連携・物流まで幅広くサポートが可能です。
EC支援といってもお客様の状況はさまざまです。これからECサイトを展開したい、サイトはあるが販売促進のノウハウが欲しい、スタッフが足りなくて人手が欲しい等々…。
現在の状況を分析し、ニーズに合った提案を行い、実践し、ECサイトだけでなくお客様ともども成長していただけるような支援を行います。